海外にもあった!?『母の日』を国別で見る感謝の意味と由来

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みなさんはご存知のとおり、5月の第2日曜日(2019年5月12日)は『母の日』ですよね。

『母の日』と言うと、日頃からお世話になっているお母さんにカーネーションを添えて感謝の気持ちを送りますよね。

この『母の日』ってアメリカが発祥で、日本だけでなく世界のあちらこちらに、ある風習って知ってましたか?

また国によって意味とか送るもが違っていたりして、その国の文化と風習が分かり、とても興味深いです。

今回はそんな海外の『母の日』について、その感謝の意味と由来の違いを国別でまとめてみたはなしです。

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海外の『母の日』を国別に、感謝の意味と由来の違いを18ヵ国あげてみた!

日本の『母の日』

海外の『母の日』を知る前に、まずは日本を紹介させていただきますね。

日本の母の日はご存知、5月の第2日曜日です。

1913年に青山学院で、母の日礼拝が行われた。アンナ・ジャービスから青山学院にメッセージが届き、当時青山学院にいた女性宣教師たちの熱心な働きかけで、日本で「母の日」が定着していくきっかけとなったとされる。

大日本連合婦人会が1931年(昭和6年)に結成された。その際、同組織は皇后(香淳皇后)の誕生日である3月6日(地久節)を「母の日」としたが、普及しなかった。

1937年(昭和12年)5月8日に、第1回「森永母の日大会」(森永母を讃へる会主催、母の日中央委員会協賛)が豊島園で開催された。その後、1949年(昭和24年)ごろからアメリカにならって5月の第2日曜日に行われるようになった。

母の日には、カーネーションなどを贈るのが一般的である。

なお、あまり知られていないが、5月5日のこどもの日は、国民の祝日に関する法律第2条によると「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝すること」が趣旨となっている。

母親が健在の場合は赤いカーネーションを贈り、母親が鬼籍に入っている場合は白いカーネーションを贈ることが一般的である。【出典:Wikipedia】

こうやって見ると、戦前より日本では母の日はあったようですが、実際のいま皆さんが知ってる、母の日は戦後の昭和24年から始まったといった方がよさそうですね。

アメリカの『母の日』

母の日発祥の地でもあるアメリカは日本と同様、5月の第2日曜日が母の日です。

アメリカでは南北戦争終結直後の1870年、女性参政権運動家ジュリア・ウォード・ハウが、夫や子どもを戦場に送るのを今後絶対に拒否しようと立ち上がり「母の日宣言」(Mother’s Day Proclamation)を発した。ハウの「母の日」は、南北戦争中にウェストバージニア州で、「母の仕事の日」(Mother’s Work Days)と称して、敵味方問わず負傷兵の衛生状態を改善するために地域の女性を結束させたアン・ジャービス(Ann Jarvis)の活動にヒントを得たものだが、結局普及することはなかった。

ジャービスの死後2年経った1907年5月12日、その娘のアンナ・ジャービスは、亡き母親を偲び、母が日曜学校の教師をしていた教会で記念会をもち、白いカーネーションを贈った。これが日本やアメリカでの母の日の起源とされる。

アンナの母への想いに感動した人々は、母をおぼえる日の大切さを認識し、1908年5月10日に同教会に470人の生徒と母親達が集まり最初の「母の日」を祝った。アンナは参加者全員に、母親が好きであった白いカーネーションを手渡した。このことから、白いカーネーションが母の日のシンボルとなった。アンナ・ジャービスは友人たちに「母の日」を作って国中で祝うことを提案。

1914年に「母の日」はアメリカの記念日になり、5月の第2日曜日と定められた。【出典:Wikipedia】

アメリカでは、母の日は正式な祝日です。

亡くなった母親を追悼したい、という思いからカーネーションを贈ったことが、母の日の始まりと言われています。

それが、アメリカ全土に広まっていき、1914年には5月の第2日曜日が「母の日」と制定されました。

いまでは自分の母だけでなく、周りの“全てのお母さん”に「おめでとう」の言葉を贈る、そんな日のようです。

カーネーションの花に限らず、バラの花をプレゼントする人も多いようです。

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イギリスの『母の日』

イギリスの母の日は、かなりややこしいです。

「マザリングサンデイ」は移動祝日で、キリスト教暦のレント(四旬節)期間の第4日曜日イースター・サンデー(3月21日から4月24日の間)の2週間前の日曜日に行われています。

しかも、単純に2週間前の日曜日に行うのではなく「3月の春分の日」を過ぎた「最初の満月」から「次の日曜日」が母の日です。

意味が分かりませんので、ちなみに2019年は3月31日(日)が母の日でした。

その日は、子どもたちは教会で花を受け取り、お母さんにその花を贈るそうです。

また、花やチョコレートなどと一緒に感謝の気持ちを綴ったメッセージカードを贈るのが一般的なようです。

オーストラリアの『母の日』

オーストラリアも5月の第2日曜日が「母の日」です。

この日は主にお母さんへプレゼントを贈ったり、お食事への招待が一般的です。

オーストラリアでは、母の日は5月の第2日曜日に祝われる。 母の日に贈りものを贈る習慣は1924年、シドニーのLeichhardtに住むジャネット・ヘイデン(Mrs Janet Heyden)によってはじめられた。

彼女はニューイントン(Newington, Victoria)の州立女性老人ホームを訪ねた際に多くの孤独で”忘れられた母”たちに出会い、その女性たちをよろこばせるために地元の学校や企業の協力をとりつけ、贈り物を贈ることにした。それから毎年、彼女は贈り物の習慣の規模を少しずつ大きくして、地元企業や市長にも協力を取り付けた。以来、母の日の贈り物の習慣は商業化されていった。

伝統的に母の日にはクリサンセマム(菊の花)を贈る習慣になってる。その理由は、ちょうど母の日の季節(オーストラリアでは秋)に花を咲かせ見頃になるため、 また、クリサンセマム(chrysanthemum, キク属)が一般的に語尾部をとって通称 “mum”(マム)と呼ばれ、ちょうど “mum”(おかあさん)とかさなるため。 近年では、母の日に男性は(上着ジャケットの)折り襟にキクの生花を挿してピンで留めたり、菊花を模した襟章(lapel pin)をつける場合もある。【出典:Wikipedia】

上記の引用からの要約ですが、母の日に贈る花といえば、日本ではカーネーションのところをオーストラリアでは、菊の花が一般的なようです。

その理由は、5月のオーストラリアが秋で、ちょうど菊が花を咲かせる時期であることや、白くかわいい菊の花「クリサンセマム(chrysanthemum)」の語尾から取った愛称“mum”が、「お母さん」という意味を持つからだそうです。

また、オーストラリアでは母の日は一大イベントで、道路沿いに花束を売っている人の姿が多くみられるようです。

カナダの『母の日』

カナダも5月の第2日曜が母の日。

贈り物をしたり、毎日の家事を休んでもらいお母さんをおもてなしするのが一般的です。

カーネーションの花のようにシンボル的な花はなく、お母さんの好きな花とメッセージカードを贈るのが主流のようです。

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フランスの『母の日』

5月最後の日曜日が母の日です。

「Fete des Meres(フェト デ メール:母親の祭日)」と呼ばれます。

ただし、キリスト教の精霊降臨の主日が同じ日曜日となってしまう年には、6月の第1日曜日が母の日となります。

フランスでも、この日に母親に花やお菓子を贈るのが一般的です。

カーネーションの花のようなシンボル的な花はなく、お母さんの好きな花を贈ることが一般的のようです。

日頃お世話になっている母に感謝の気持ちを表すという点では、日本と違いはありません。

イタリアの『母の日』

イタリアも5月の第2日曜日。

近年、イタリア国内の主な広場では、母の日になると「アザレアの花の鉢植え」が販売され、その収入の一部はがん研究のために使われるイベントが毎年のように開かれています。

そのため、イタリアではアザレアの花をお母さんにプレゼントするのが定番となっています。

中国の『母の日』

中国も5月の第2日曜日。

カーネーションの花を贈り、一緒に食事をする風習のようです。

ちなみに、父の日はないそうです。

台湾の『母の日』

台湾も5月の第2日曜日。

台湾では、母の日は一年の中でも大きなイベントの一つだと考えられています。

台湾の男の子はお母さんが大好きなようです。

なので、一年の中で最も贈り物をする時期として、母の日があげられています。

また、お母さんを囲んで外食をするのが風習のようで、当日もしくは前後の週末は人気のレストランはかなり混み合ようです。

ちなみにプレゼントは、アクセサリーが人気のようです。

タイの『母の日』

タイではシリキット国王妃の誕生日(8月12日)を母の日としています。

王妃がお生まれになった金曜日の色は、『水色』と決められており、母の日にはタイ国民は、自分の母親や王妃さまへの尊敬や感謝の気持ちを表すために、こぞって水色の服を着ます。

当日は、主要な建物の入口に王妃の写真が大きく掲げられ、水色の旗を掲げ、新聞の一面にはお祝いの言葉が踊ります。

母の日に、お母さんに贈る花は、ジャスミンが一般的です。

ベトナムの『母の日』

母の日と言うものはなく、3月8日「女性の日(国際女性Day)」と10月20日「ベトナム婦人Day」がそれに近い日になります。

お母さんだけでなく、全ての女性にとって特別な日とされ、男性が花などの贈り物をしたり家事を手伝ったりする習慣があるそうです。

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韓国の『母の日』

韓国は曜日ではなく5月8日が「両親の日」で「オボイナル」と呼ばれています。

母の日という制限はなく、まとめて両親に感謝する日です。

儒教観に基づく親孝行の考えが強い韓国人にとって、この日はとても特別な日です。

「両親の日」でも、カーネーションの花を贈る習慣が一般的です。

一方、韓国で1番喜ばれる人気のプレゼントは「お金」や「商品券」だそうです。

フィンランドの『母の日』

フィンランドも5月の第2日曜日。

母の日の花はミニバラを花屋で買うのが一般的ですが、それよりもっと素敵な母の日の花は「Vuokko-ヴォッコ」という二輪草の野の花だそうです。

子どもたちは当日朝に、家の庭や裏の森などから摘んできて、お母さんにプレゼントします。

また、ゆっくりベッドにいる母親に、家族がベッドまで、母の日のプレゼントと一緒に朝食を運んで来てくれる習慣があるそうです。

このことでもお分かりのように、フィンランドは子ども支援の国際組織「セーブ・ザ・チルドレン」が2014年に発表した「母の日レポート」で、世界でもっともお母さんにやさしい国に選ばれています。

ハンガリー、ルーマニアの『母の日』

ハンガリーは5月の第1日曜日。ルーマニアは3月8日。

日は異なりますが、どちらも「母の日」というよりは「女性の日」として祝います。

小さい女の子からおばあちゃんまで、花やプレゼントが贈られる習慣があります。。

トルコの『母の日』

トルコも5月の第2日曜日。

トルコにおいて母の日の合言葉は「母の日おめでとう!(Anneler Gununuz Kutlu Olsun!)」。

日本のように「お母さん、ありがとう!」とは少し意味合いが異なります。

子供の日や敬老の日と同様、子供のいる女性全てに対して「おめでとう」の言葉を伝え合います。

プレゼントは、白い花束が典型的な母の日のプレゼントとされていました。

現在では、花であっても色を問わず誕生日プレゼントのように好みによって、小物や衣類等さまざまな贈り物が選ばれるようになりました。

エジプトの『母の日』

エジプは曜日問わずに3月21日です。

3月になると、街角にはコップ一式、お盆やスカーフなど母の日のプレゼントになりそうなものが並び始めます。

そして、イベントを開催する学校が多く、子ども達の踊りの発表会がありベリーダンスからヒップホップ系、アラブの伝統的な踊りなどいろんな踊りを披露するそうです。

母の日の幼稚園や小学校では園から風船とアラブ菓子などのプレゼントがもらえたり、先生にもケーキの差し入れがあったりと国民的なイベントとして楽しんでいるようです。

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ネパールの『母の日』

4月末~5月上旬の1日が母の日(正式には「母の顔を見る日」)です。

母親に甘いお菓子、タマゴ、果物などのプレゼントを贈ります。

結婚してはじめての母の日を迎える娘は、自分の家でいろいろなごちそうを作って、実家の母へ持っていくしきたりがネワール民族にはあるようです。

ネパールは多様な民族、宗教を持ち、人々は信仰を基盤とした生活を送ってきた為、1年中ネパールのどこかで祭りが行われています。

ネパールの祭りの日取りは太陰暦で行われ、西暦の暦とはずれが生じる為、毎年少しずつ日取りが異なります。

アルゼンチンの『母の日』

アルゼンチンは10月の第3日曜日。

アルゼンチンでは季節の花束やその他の贈り物をします。

また、子どもに限らず、知人同士がお互いに「母の日おめでとう!」とお祝いを言い合う習慣があります。

まとめ

「母の日」ひとつとっても世界中の風習はかなり異なるものですね。

一方で多くの国に「母の日」があることは、「母の偉大さ」を感じさせてくれます。

それでも、お母さんへの感謝の気持ちを表す日であることは万国共通に変わりはありません。

今回ご紹介した以外にも、まだまだ母の日は世界各国で行われています。

世界の「母の日」を参考に、いつもと違う「母の日」を過ごしてみるのもどうですか。

今年の「母の日」には、いつもはちょっと照れくさくても、素直に日頃の感謝を伝えましょう!

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