あのツンと辛くて、美味しいタバスコって、どんな料理に使いますか?
イチバンはやはり、ピザやパスタを思い浮かべますよね。
そういった、イタ飯系の料理に使うものだと、今まで私はずっと思っていました。
実はそれが間違いで、ピザやパスタにタバスコをかけるのは日本人ぐらいなんですって!知ってましたか?
そもそも、ピザやパスタはイタリア料理。
タバスコは南米産のトウガラシを使った、made inアメリカなんです。
だから、ピザやパスタの為に開発された商品とは違うんですよね。
じゃあ、そのタバスコが何に使うための調味料なんでしょう?
今回はそれをヒントに、タバスコ本来の美味しい使い方を調べてみたはなしです。
目次
タバスコはピザやパスタだけでない!?他にも牡蠣など美味しい使い方を紹介!
はじめにセル牡蠣を生で食べられるのなら、ぜひ試してみてください。
2、3滴落とすだけで美味しいです!
なんでしょう?
説明が難しいのですが、美味しいです!
これはぜひ、ご自分で食べてみてください。
じっさい日本では、いままでタバスコの位置づけは卓上調味料として、ピザやパスタに用いられることが多かったですよね。
では、本来はどんな調味料なんでしょう。
タバスコの本場アメリカでは、主な使用法はステーキソースやバーベキューソース、マヨネーズなどの調味料の風味付け、あるいはブラッディ・マリー(※)のチョイ足しレシピとかに使用されています。
あのさわやかな辛さが合うのか、主に肉系の料理によく用いられています。
もともと、タバスコはアメリカで牡蠣(オイスター)のために作られたソースという説もあります。
なんと、そのタバスコメーカー「マキルヘニー社」の宣伝用ポスターがありました。
【出典:Wikipedia】1905年頃の広告。コルク栓を備えたタバスコ瓶が、牡蠣の貝殻の中に置かれている。
しかし、牡蠣はそれよりも前から普通に食用にされてました。
そしてそれが、タバスコによって牡蠣の消費に貢献したという記録もありません。
なので、牡蠣専用の調味料というより「牡蠣にも美味しいよ!」と言う提案といった解釈が正しいようです。
余談ですが、アメリカ軍の正式携帯食糧にも同封されていることがあるようです。
それだけアメリカではメジャーな調味料なんですね。
また、ヨーロッパではタバスコは日本の醤油と同じく輸入調味料なので、使用頻度は醤油と同程度でのようです。
こちらではアメリカほどの人気は無いようですね。
(※)ウォッカベースにトマトジュースを入れたカクテルである。好みだが、タバスコを入れるのが人気。
まだまだある、美味しいタバスコの使い道!
ここからは、世間で噂のタバスコの美味しい使い道を私が検証しながら、いくつか紹介します。
初級編
- オムライス
ピザやスパゲッティなどトマト系にあうタバスコ。とうぜん、オムライスの中のチキンライスにタバスコが合うのは間違いありません。 - トマトジュース
先のカクテルブラッディ・マリーと同様、ウォッカが無くてもそのまま、トマトジュースに入れて美味しいです。ちなみにトマトのリコピンとタバスコのカプサイシンが美容に良いことは間違いありません。 - タラコスパ
今までタバスコをスパゲッティにかける時は、ナポリタンのようなトマトベースでしたよね。それを、和風のタラコスパに味が飽きたら、タバスコをかけてみてください。簡単に味の説明をすなら、風味の深い明太スパになりますよ。 - カレー
単純に辛さ増しに良いです。箸をつけた時に辛さが足りないと思い、カレーパウダーを足すこと在るかも知れませんが、混ざりが悪いですよね。そんな時に液体のタバスコだったら混ざりやすいし、辛さの調整もしやすいですね。 - 餃子
餃子のタレと言えば、「ポン酢+ラー油」ですよね。ラー油もおいしいですけど、試しに「ポン酢+タバスコ」でやってみてください。これもいい感じに美味しいです。これが美味しければ、私の本当のオススメはポン酢なしの「タバスコ」オンリーで食べてください。間違いありません!
意外な組み合わせ編
- 冷奴
冷奴に少量の醤油とタバスコをかけて、薬味ネギを散らすだけ。エスニックな辛さが夏場の食欲をそそります! - 納豆
これは私が知らなかっただけですが、納豆に合うと言う意見が非常に多いようです。実際、試してみると、めちゃくちゃ合うっていう意見には私は賛同できません。しかし、付属のタレで食べるのに飽きたなら、良いのではないのでしょうか。 - 卵かけご飯
これも、私的には納豆と同じ感想です。別にタバスコ入れなくても…。タバスコloveさんはどうぞ。 - コンビニの鍋焼きうどん
コンビニの鍋焼きうどんをリッチにするチョイ足しアレンジ!もし、冷蔵庫に豚バラ肉、なければハムでもいいです。鍋にかけるとに食べやすい大きさに切って入れてください。仕上げにタバスコを入れると、チゲ鍋風鍋焼きうどんの出来上がり!寒い冬にはもってこいの体が温まる一品です。 - いなり寿司
なんとも言えない、これ無理と思ったのですが…。なぜかタバスコの酸味が酢飯が合ったりするんですよね。 - 握り寿司
あの、マグロ、イカ、エビ、ハマチと言った普通の握り寿司の事です。これはさっきの牡蠣の話に通じるもので、海鮮の生臭さにタバスコが合うってことなんですね。溜まりを付けたあと、上からタバスコを一滴垂らすと、とても美味ですよ! - シーフードヌードル
タバスコマニアの間では有名な話しで、すっぱ辛いタバスコがシーフードヌードルのスープとめちゃくちゃ合うんです。なぜ合うのかはもちろん、キーワード「シーフード=海鮮」とくればお判りでしょう。 - バニラアイスクリーム
〆はデザートで!アイスクリーム用の醤油があるんだから、タバスコだって!これは誰かにお任せします。私はいつかはやってみたいと思います。
まとめ
今回のタバスコのはなしはいかがだったでしょうか?
今回のことで、タバスコの認識が変わったのではないでしょうか?
本来の使い方もそうですが、意外な用途があったのです。
タバスコって色々と使える万能調味料だったのですね。
余談ですが、タバスコはアメリカのマキルへニー社の登録商標なので、チリペッパーソースと言うのが正しい表現になります。
だから、チリソース味があってもタバスコ味ってないんですね。
また、よろしければこれまでのはなしを色々と試してみてください。
わたしがオススメなのは、とりあえずシーフードヌードルあたりを試してみるのが安くて間違いがないのです。