お気に入りのホーロー鍋の焦げの落とし方と手入れの仕方

わたしのお気に入りの可愛くてお洒落なホーロー鍋…。

それがお肉を炒めていたら、鍋底が焦げ付いてしまった!

どうしよう…って思ったことがありませんか?

ホーローの欠点は焦げ付きやすくて、強い衝撃に弱いこと。

でも、そんなホーローが人気のある理由はお洒落なだけでなく、調理が上手くでき、匂い移りもしない優れモノ!

だからこそ、今回はホーロー鍋を毎日の生活に使うためのポイントや、焦げてしまった時のお手入れ方法についてのはなしです。

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目次

大変!ホーロー鍋が焦げてしまった!そんなときの焦げの落とし方は?

ホーローの最大の特徴は汚れに強くニオイも付きにくい素材だということです。

なので、実際は焦げ付いたとしても、じつは表面に汚れが乗っているだけと想像してください。

では早速、順番に焦げの状態が簡単に落とせそうなものから説明しますね。

天日干しをする

ベランダや庭で鍋を立てかけ、鍋底に直射日光が当たるようにして置きっ放しにする方法です。

紫外線により焦げがもろくなって乾燥し、ひび割れてきます。

夏日の日差しが強い時はだいたい2日くらい、梅雨の時期など曇や雨が続く時は1週間くらいを目安にしてください。

焦げにひびが入ったら、スポンジや柔らかい布で軽く擦るだけで簡単に焦げを落とすことができます。

重曹を使う

ホーロー鍋が焦げ付いてしまったら、一番よく紹介されている、おすすめの方法は重曹です。

特にお肉やご飯を焦がして、ガッツリついてしまった時は重曹が向いています。

重曹で焦げを落とす手順は次の通りです。

① 焦がした鍋にぬるま湯を入れます。
② 大さじ1の重曹を入れ、かき混ぜます。
③ 食用油を少量(2・3滴)加えます。
④ 鍋を火にかけ、沸騰したら火をとめます。
(この時、重曹+食用油が石鹸のような役割をします。)
⑤ そのまま数時間置き、 冷めたら中のものを捨て、スポンジで洗います。
焦げがひどい時には、何度か繰り返してください。

(※注1)重曹によりホウロウのツヤが損なわれる事があります。
(※注2)この時にスポンジで落ちないからといって、金属タワシやスプーンなどでこするのは絶対避けてください!スポンジでも落ちない時は割り箸を使うのがおすすめ。

酢を使う

野菜などが焦げ付いてしまった場合にオススメなのがお酢です。

お酢を使って焦げを落とす手順は次の通りです。

① 鍋に水が2に対して、お酢を1の割合で入れて沸騰させる
② 火を止めて一晩放置する
③ スポンジで浮いてきた汚れを優しく落とす

玉ねぎの皮を使う

重曹やお酢の代わりに玉ねぎの皮を使うこともできます。

方法は簡単!

お鍋に水と玉ねぎの皮を入れて煮込むだけです。

玉ねぎの皮を鍋に入れて、ひたひたになるくらいの水を入れ、加熱します。

煮出に10~20分程度していくにつれ皮はクタッとなり、水が茶色くなってきます。

ある程度冷めたら、スポンジで浮いてきた汚れを優しく落としてください。

できれば、玉ねぎの皮は最低でも2~3個分、できれば5~6個分くらい準備しましょう。

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お気に入りにホーロー鍋を長く使うためのお手入れ方法

まずは長く使うために、ホーローの特徴と構造を簡単に説明します。

ホーローの構造は鉄とガラスの全く違う素材を結合させたものです。

そのそれぞれの特徴である「硬くて丈夫な鉄」と「美しく、耐食性、耐磨耗性、非吸着性(匂いがつかないこと)に秀でたガラス」の両者の持てる素晴らしい力をフルに結集したのがホーローです。

それだけに繊細な所もありますので、長く使うために注意して欲しいことをあげてみました。

表面を傷つけないようにする

ホーロー鍋の表面はガラス質です。

そのためステンレスやアルミ素材の鍋に比べると、表面が傷きやすいです。

特に金属製のたわしや、研磨剤などのご使用で、簡単に表面に傷が入ってしまいます。

洗う時はスポンジを使って洗ってください。

強い衝撃を与えない

ホーロー鍋はステンレスやアルミの鍋に比べると強度が低いので、床に落としてしまったり、どこかにぶつけてしまうことでヒビが入ってしまいます。

ヒビが入ってしまうとそこからサビが発生してしまうので、できればホーロー鍋を収納する時は高い場所ではなく、低い場所に収納するなど収納場所も工夫してください。

空焚きしない、急激な温度変化に注意をする

ホーロ鍋は急激な温度変化に弱いです。

空焚きでホーロー鍋にヒビが入ってしまう原因になります。

ヒビか入ってしまうと、そこから食材の色が入ってしまい色素沈着を起こしてしまったり、ホーローが剥がれてしまったりします。

ホーローが剥がれると焦げやすくなってしまうので、空焚きしないようにしてください。

高温に熱した後、急に冷やしてしまい、急激な温度変化でホーローが割れてしまうことがあります。

空焚きをしてしまった時は、水などをかけずに自然に冷めるのを待ってください。

できればホーロー鍋を使う時は強火ではなく、中火で使うようにしてください。

ホーロー鍋の塗装が剥がれてしまったら、そのままにしない

ホーロー鍋をどこかにぶつけてしまってヒビができてしまうと、そこからサビが発生してしまいます。

また、ヒビや欠けてしまって金属部分が見えているのに気がついた時は、その部分にサラダ油を塗ってサビを防止しましょう。

その部分に塩分がついてしまうとサビが進んでしまいます。

油を塗る方法はあくまでも応急処置なので、気になるようならメーカーなどのリペアサービスを利用して修理するのもいいでしょう。

ホーロー鍋を扱う時は、丁寧に扱うように心がけてください。

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まとめ

いかがでしたか、今回のホーロー鍋のはなし。

ホーローは匂いがつきにくく、酸にも強いので調理した料理を冷蔵庫でそのまま保存する事ができるのも嬉しいポイント。

ムラなく熱を伝えてくれるので、時短料理も可能です。

ホーロー鍋のほとんどがIHやオーブンにも対応しており、料理の幅をぐっと広げてくれます。

登場回数の多いお気に入りのお鍋こそ、きちんとお手入れをして永く大切に使いたいですよね。

 

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