蚊の存在意義ってあるの?人にとって害虫以外の何者でもないのに!

まったく、蚊っていうヤツは存在意義あるの?

夏になる度に、あのプ~んって耳もとで鳴いて刺してくる蚊って、一体なんなの?

刺すだけならまだ我慢できても、痒くなっては赤く腫れあがるところが、許せないと思いません?

少なくとも私にとって、蚊の存在理由はどう考えても意味がわかりません。

害虫以外の何ものでもないし、絶滅して欲しいですよね!と今まで単純に思っていました。

しかし、今回のはなしは「実は蚊だって存在に意義があるんだ!」「やっぱり、蚊は人類にとっての天敵だ!」と両方の考え方あるって事が分かり、私自身の考えが改められたはなしです。

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蚊の存在意義はある

まずは蚊の存在意義はあると言う考え方です。

蚊が媒介する病気は多く存在します。

しかし人間にとっては厄介な蚊ですが、人間を吸血する蚊は全体の中のほんの一部で、メスが産卵のために吸うに過ぎません。

実はあまり知られていないところで、自然界では重要な役割を担っているようですし、医療品の開発のヒントにもなっています。

生態系のバランスで重要

生態系の中ではいろんな生き物のエサとして、貴重なタンパク源となっているので、それだけでも存在意義はありますよね。

コウモリやカエル、トカゲなどのエサとして生態系の底辺として、とても重要な役割を担っています。

水の浄化作用

幼虫のボウフラは水中の有機物の分解に貢献しています。

水中の有機物はバクテリアによって分解されることが多いのですが、その場合バクテリアの排泄物によって水は汚れてしまいます。

同時にバクテリアが増えすぎると水中の酸素が消費されてしまい、生き物が住めなくなってしまう可能性もあります。

ボウフラは有機物だけでなくバクテリアも食べ、呼吸は空気中から行うのであまり水を汚しません。

蚊は病気の媒介もしてしまいますが、ボウフラは汚い排水溝の水の浄化もするのです。

植物の受粉

蚊は植物の花粉の媒介も行います。

また植物の受粉にもかかわっているため、植物の種の保存にも一役買っているのでしょう。

だから蚊の存在意義は、地球規模で考えると大きな意味を持っていると思います。

医療品の開発

蚊からヒントを得て発明や研究で人間に役立っている部分もあります。

蚊の血液を吸う針にヒントに、無痛針という物が開発されました。

「ナノパス33」というもので、糖尿病患者のインシュリン注射などの際に痛みがないとして使われています。

ただ、これからは無痛針よりも「針のない注射」というのが登場して、気泡の圧力で薬を注射することができる技術が開発されてます。

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怖い蚊に存在意義はない

蚊の存在意義ですが、やっぱり蚊は人間にとってやっかいな生物というイメージがありますよね。

人間の血を吸いかゆみや腫れを引き起こすだけではなく、デング熱やマラリアなどの伝染病を媒介したり、犬や猫のフィラリアの病気を運んできます。

蚊の存在は人間にとっては邪魔な生き物で、最も恐ろしい生物は蚊と言う学者も多いくらいです。

日本はまだ比較的安全ですが、アフリカなどの地域では年間で何万人も感染者を出しています。

ここでは蚊の撲滅を試みるはなしです。

吸血動物の進化

動物の血液は小さな昆虫にとって、最も栄養豊富な食物だからこそ、それを採るため吸血昆虫は進化してきました。

そのため、蚊以外にもダニやブヨなど吸血昆虫は多いです。

他に昆虫以外にも、中南米に分布するチスイコウモリなどの哺乳類、ガラパゴス島のハシボソガラパゴスフィンチなどの鳥類にも、この栄養を頼りにする脊椎動物もいます。

年に72万人の命を奪う恐ろしい生物=蚊

日本で、2014年に東京・代々木公園などでシマカに刺された人達がデング熱に感染し、大騒ぎになりました。

温暖化の影響で日本が亜熱帯し、マラリアが流行するのも、遠くない将来かもしれないです。

日本では、蚊による感染症の死者はほとんど出ていませんが、公衆衛生が無いも同然のアフリカなど熱帯地域の途上国では、深刻な被害になっています。

その原因ともいえる蚊は、地球上で年に72万人もの命を奪う、人類にとって最も恐ろしい生物と言えるのではないでしょうか。

遺伝子組み換えで不妊化させて撲滅の試み

その蚊を遺伝子組み換えで根絶する研究が、日本を含め先進各国で進んでいます。

手法は様々です。

蚊のオスは刺さないので、遺伝子組み換えで不妊化させたオスを大量に野外に放つという取り組みがあります。

卵を作るために動物に吸血するメスと不妊化したオスが交尾すると、不妊化した蚊の卵しか出来なくなります。

これが多数になれば、次第に蚊の個体数は減ると言うことです。

実際、小さな島や半島など狭い生態系では効果がありましが、大陸となると広すぎて難しいようでした。

次は蚊の唾液腺を破壊する方法です。

マラリアを蚊が媒介するのは、人の血を吸う時です。

マラリア原虫を含む血液が蚊の腸に入り、そこで増殖して最終的に蚊の唾液腺に移るからです。

そしてこの蚊がマラリア原虫未感染の人を刺すと、唾液腺から刺された人の血中に入り感染してしまいます。

遺伝子組み換えで唾液腺を破壊する蚊を作り、これを先と同じように野外に放つ試みもあります。

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まとめ

今回は「蚊の存在意義」についてのはなしでした。

やっぱり、蚊に刺されるのって痒くなるから嫌ですよね。

でも、生態系の話しや医療品の開発に役立ったと言われると蚊そのもを無視できません。

できれば、痒くなく、羽音が聞こえなく、病気を媒介しなければ、蚊はいても良いのですが…。と言うのは人間の勝手なんですよね。

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