会社の人間関係に疲れたら?入社3年過ぎたら考えたいこと

入社したてのときは、経験が浅く、膨大な量の「覚えるべきこと」を一つ一つ自分の業務として把握する必要がありますよね。

そして、ガムシャラに仕事をしていた新人と違い、3年目ともなると色々なことが分かって来たら来たで、逆に悩みも多くなる頃ではないでしょうか。

そうですよね、3年も勤めていたら大概の人は会社からは一人前扱いされ、取引先さんとは対等に話しが出来るようになって、きていのではないでしょうか?

でも、なかなか自分の思い通りに事が運ばなくて、先輩や上司に良いように使われているような状態じゃないでしょうか?

昔は新人が雑用をさせられたものですが、今の新人にやらせるとすぐに辞めてしまうので、3年目ぐらいの人がやらされる時代です。

あれやこれやと忙しい中、同僚にも色々と気遣いが大変なこの時期は人間関係につまづくと大変です。

そこで、今回にはなしは会社での人間関係に疲れたひとの対処方法についてのはなしです。

もちろん、3年目の社員さんだけでなく、新人さんからベテランさんまでの社内の人間関係に悩むのでしたら、一読してくださいね。

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目次

自分に問題があるのか?意識すべき3つのポイント

ここの章では「自分に」についてです。

次の章では「周りの環境」についてをまとめました。

まずは、人間関係の悪さを他人のせいにしていないか、心当たりが無いか見てみてください。

人のせいにするよりも、先に自分の事をかえりみることによって、簡単に環境が変えられることがあります。

あなたの周りの環境に問題があるのか、それとも自分に問題があるのかを冷静に判断をしましょう。

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1.まずは挨拶と基本的な礼儀を忘れないこと

まずは挨拶は社会人としての基本と言われますが、それ以前に「人としての基本」です。

そしてこの基本は、人を理解するための第一歩なのです。

人は、「理解できないもの」を恐れます。

そして、過剰に反応しようとします。

たとえば、あなたが苦手意識を持つ上司に対して、「できる限り関わらないように…」と遠ざけているとします。

そうすると、相手(苦手な上司)の考えていることが余計に理解できなくなり、自分側から「バリア」を張ってしまうことになります。

そうすると、さらに「苦手意識」は増幅し、取り返しのつかないことになってしまうのです。

そうならないためには、突然「腹を割って話す」「深い話をする」といったようなハードルの高いコミュニケーションではなく、「挨拶をする」「敬った行動をする」といった礼儀から入る必要があります。

また、基本的な礼儀には、常識的な立ちふるまいも含まれます。

まずは、常識的なふるまいをしっかり知り、基本的なコミュニケーションをおさえておくことが大切です。

2.相手から学ぶために「一理ある」と考えること

対話や議論、その他のコミュニケーションすべてにおいて意識しておくべきことです。

誰しもが、自分の考えに自信を持ち、知らず知らずのうちにそれを「正当化」します。

この正当化は、ある程度「自分に自信を持つ」ことや「自分の行動に責任を持つ」ために必要なことですが、行き過ぎは禁物です。

特に仕事にも、自信が付いてきたころには要注意です。

なぜなら、「他人の意見を真に受けない」というクセが早い段階から思考の「型」として、しみ込んでしまうからです。

どんなことを言われても、「一理あるな」と考える余裕を持とうと努力することで、いかなる状況でもそこから「学ぼう」とする意識が生まれてきます。

自分を客観視する能力が必要であるといえます。

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3.他人への悪い評価を流布しないこと

会社組織にいれば、当たり前ですが自分以外の誰かをあなたが「評価」します。

それはチーム作りや、特定の業務にふさわしい人を探す場合などは、こういった「能力」「実績」の部分で評価すべきときがありますよね。

しかし、間違っても悪い評価「人格」「性格」「(その人の)失敗例」を口に出して「流布」(言い広めること)しないでください。

自分への悪い評価は「一理あるな」と受け止めつつ、自分はネガティブな評価を誰かにしないようにすることで、人間関係を構築するときに自分が持つ「下心」を抑えることができます。

他人への評価をうまく行いつつ、自分への評価をしっかり受け止めるためには、周囲から信頼を得るリーダーシップである「サーバントリーダーシップ」という考え方が役に立ちます。

サーバントリーダーシップ(支援形リーダーシップ)とは

サーバントリーダーシップは、アメリカのロバート・グリーンリーフ博士が提唱したリーダーシップ哲学で、「リーダーはまず相手に奉仕し、その後相手を導くものである」という考え方に基づくものです。

そもそも「サーバント」とは、「使用人」「召使い」という意味。部下に対して、奉仕の気持ちを持って接し、どうすれば組織のメンバーの持つ力を最大限に発揮できるのかを考え、その環境づくりに邁進するリーダーシップです。これは「支援型リーダーシップ」とも呼ばれ、従来の所謂「支配型リーダーシップ」とは相対するものです。

【 引用元: 】

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環境に問題があるのか?意識すべき3つのポイント

先の人間関係に「自分に問題」なく、すべて出来ていたとしても、どうしようも無いときもあります。

自分を謙虚にすることと、追い込むことは違います。

その判断は難しいところですが、次に心当たりは無いのか考えてみてください。

1.どうしても苦手な人はいる

どうしても苦手な人っていますよね。

その人が正しい行いをしているのなら、苦手でも自分の為と思い付き合いを我慢すべきです。しかし、理不尽な事ばかりを言う人っています。

そんな人は、自分のためにも上手に近づかないほうが良いです。

そんな人の特徴をあげると

◆人をいじめる人

人をいじめる人や、人の悪口を言う人は、社内の立場が強くて逆らい辛い相手であることも多いのでは。

しかし、こんな人をいじめることに喜びを感じるような不快な人とツルむことほど、無駄な時間はありません。

それこそ周りから、同じ穴の狢と思われる前に離れましょう。

よく見れば、その人は社内で立場が強いと言っても、小さなコミュニティーで会社からも大した評価もされていません。

いじめで自分の地位は上がりませんよ。

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◆第3者の前であなたをけなす人

第3者の前で、あなたをけなすことで自分を持ち上げる人がいます。

いわゆるマウンティングする人っていますよね。

そういった人に限って、1対1でお付き合いをしている分には、こちらを頼ってきます。

人の良いあなたは、それが見捨てられない……というのでは。

でも、そんな人と付き合っていて、あなたにメリットは何もありません。

無駄に時間と神経をすり減らすだけです。

◆ギブ&テイクが成り立たない人

人間関係がある以上、そこには助け合いがあるものです。

何かをしてもらったら、何かでお返しするのが、人として当たり前のこと。

しかし、中には「してもらうだけで、自分は何もしない」という人は存在しています。

見返りを求めるのも卑しいですが、お互いに感謝の気持ちを持てない相手と仕事をしても良い仕事は出来ません。

まずはこちらの「ありがとう」を伝えて、相手も「ありがとう」を言ってくれる人と付き合いましょう。

2.他人の評価を真に受けすぎずない

日々の仕事の中で特に意識しておくべきポイントです。

仕事というのは、例外を除いて「誰かからそのプロセスと結果を評価される」ものです。

営業ノルマにしても、新規顧客獲得数にしても、契約数にしても、あなたが属する企業あるいは組織の重要な評価指標に乗っ取って、結果が評価されます。

結果を意識して創意工夫をしたり、もっとうまくできるように相談したり…といったことは当然すべきですが、「この間の業務に関してネガティブな評価を受けた」ということをいつまでも恐れる必要はありません。

先にも書きましたが、真摯に受け止めることも必要ですが、真に受け過ぎもダメです。

”評価”は、あくまでもあなたが次回以降に改善すべきポイントと、もっと伸ばすべき「伸びしろ」をあなたが知るための情報・資料です。

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3.職場環境が悪い

「従業員同士で会話がなく雰囲気が暗い」「働く人がイライラしていて緊張感が高く質問しづらい」など労働環境の悪さから精神的な苦痛を感じている場合、会社を辞めてもいいでしょう。

労働環境の悪さは、社風や上司の人間性に原因があることが多く、自らの力ではどうにもなりません。

新人いじめの横行や見逃しで、イヤな人ばかりが残っている職場も、自らの努力では環境を変えられません。

意地悪な先輩に仕事を十分に教えてもらえないといったように、精神面だけでなく仕事でも支障が出ますので、転職を考えたほうがよさそうです。

これは早く気がついたほうが勝ちです。

まとめ

いかかでしたか?

今回のはなしで思い当たるフシはありましたか?

人付き合いは要領と言われますが、なかなか上手く出来るものでもありません。

そのために考えなければいけないのは、自分の立場や周りの人がどう思うか?ではなく、謙虚に人の意見を聞き入れて、間違い無いのであれば自信を持ってください。

人は優柔不断な人をオトシめたり、ハズカシメたりします。

こちらからは寛大な気持ちで、相手と付き合ってあげる気持ちでいきましょう。

そして、良い社会生活を送ってください。

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