もやしって、安くて、美味しくて、色々な調理法があるからいいですよね。
私は、大好きです。
安い特売の時には買いだめすることもあるぐらいです。
しかし、もやしって日持ちしないですよね。
すぐにしんなりして、色が悪くなり、変な匂いもしてきまいますよね。
そんな、もやしをあなたなら、どんな風に保存していますか?
きっと、買ってきたもやしをそのまま冷蔵庫の野菜室に入れているだけですよね。
それ、ダメです!
せっかくのもやしも、これではせいぜい2~3日しかもちません。
しかし、このもやしがレンジを使えば、すぐにしんなりせずシャキシャキの食感を長持ちさせる保存方法があるんです。
今回のはなしは、もやしの美味しさをいつも以上に、長く保存する方法を紹介したいと思います。
目次
レンジでチン!もやしの保存方法
もやしは加熱することで成長を止め、長持ち保存ができるそうです。
次に、電子レンジで加熱したもやしの保存方法を紹介します。
もやしの袋の上の部分を少しカットし、空気が抜ける穴を作ります。
500Wの電子レンジで15秒加熱します。(600Wの場合は10秒)
面倒な方はそのままでも良いのですが、タッパーやジップロックなどの容器に入れて、冷蔵に保存します。
このひと手間を加えるだけで、通常は2~3日で傷み始めてしまうもやしを1週間以上シャキシャキのまま保つことができるのだそうです。
ただし、加熱しすぎると水分が抜けすぎてしまい、食感が損なわれてしまうので注意してくださいね。
もやしのレンジ保存のコツ
袋の口をちょっとだけ開けて、レンジで15秒チンするだけ。そして、タッパーやジップロックなどの容器に入れて冷蔵保存します。この方法で、賞味期限が1週間程度、長くなるとのこと。しかも、触感はシャキシャキのまま。
手軽なもやしの保存方法
もやしは、スーパーに並んでいるときでも冷蔵状態で並べられるほど、非常にデリケートで傷みやすい野菜です。
たとえ冬場であっても、常温での保存はできないデリケートな野菜です。
夏場などは一日持たずにたった数時間で傷んでしまうこともあるので、車中に放置したり長時間持ち歩くのも避けたいところです。
なぜ他の野菜と比べてこんなに傷みやすいのでしょうか。
もやしは発芽中の新芽です。
成長中なので細胞分裂が活発で、衝撃や温度変化、菌からの攻撃に弱いのだそうです。
そのため、もやしは非常にデリケートな野菜で、ぶつけたり潰したりしてぞんざいに扱うと、すぐに傷んでしまいます。
なので購入後は必ず冷蔵庫で保存してください。
ここで注意したいのが、普通なら買ってきた袋のままで冷蔵庫の野菜室に入れて保存しているかと思います。
長く保存するなら、ふたつ注意が必要です。
ひとつ目は、もやしは呼吸しているので、時間が経つと袋が膨らんで水がたまってしまいます。
それを防ぐため、もやしの袋に数か所穴をあけ、よく冷えた場所で保存しましょう。
ふたつ目に、冷蔵庫より温度が高めの野菜室に入れるのはNGだそうです。
冷蔵庫の中でも5℃以下のチルドルームが理想です。
そのわけは野菜室と冷蔵室(チルドルーム)では、温度と湿度が違うからなのです。
冷蔵室のほうが野菜室よりも温度や湿度が低くめです。
もやし以外の野菜にとっては、暑くなく冷えすぎず快適な野菜室ですが、もやしには野菜室は不向きといえます。
もやしの冷蔵保存のコツ
もやしは湿気が苦手なので、袋を少し封を開けて中身に水気がこもらないようにしましょう。そして野菜室より、よく冷えて湿度の低い冷蔵庫(チルドルーム)で保存しましょう。
水に入れるもやしの保存方法
冷蔵庫でもやしを保存する、これはごく当たり前の方法です。
でも、ここにひとつ工夫をするだけで、もやしをより長く保存できます。
それは、水に浸しておく方法です。
まずは、プラスチック製のボウルや蓋付きのタッパーに、生のままのもやしを入れ、ひたひたになるまで水を張ります。
このときのポイントは、ステンレス製のボウルを使わないこと。
もやしが変色しやすくなります。
その理由は、もやしに含まれるポリフェノールが「鉄と反応することで酸化する」ことが原因であり、ステンレス製のボウルの場合には(多少の)注意が必要です。
そして空気が入らないように、必ず蓋かラップをして冷蔵庫へ入れてください。
保存中は少し面倒ですが、毎日水を新しいものに入れ替えます。
水はできるだけ冷たい方が、もやしは痛みにくいので、水道の温度も気を付けてください。
夏場など、ぬるい水で保存するとシャキシャキ感も減ってしまいます。
この方法で1週間程度は保存可能です。
ただし、水に浸す時間が長ければ長いほど、ビタミンCなど水溶性の栄養成分は流れ出してしまいます。
できるだけ早めに食べきってくださいね。
もやしの水入れ冷蔵保存のコツ
プラスチック製の保存容器にもやしを入れて、もやし全体がひたるくらいの水を入れ、フタをして冷蔵庫へ。毎日、できるだけ冷たい水で入れ替えましょう。
冷凍するもやしの保存方法
冷凍保存にすることでさらに日持ちがアップ。なんと、上手に保存すれば1カ月近く使えるというのです!
もやしの水気が出る前に、買ってきたらすぐ袋ごと冷凍。
できるだけ平らに広げて冷凍庫へ保存します。
使うときにもやしを冷凍のまま出し、味噌汁などの汁物や炒め物、茹で物にそのまま使います。
やはり、冷凍保存はもやしの状態・種類によっては、シャキシャキ感が少なくなる可能性があります。
ちょっぴりシャキシャキ感は抜けてしまいますが、炒め物や汁物に入れるなら十分です。
もやしの冷凍保存のコツ
購入した袋のまま冷凍庫に入れるだけ。使いかけのもやしなら、洗って水気を切り、冷凍用保存袋に入れて空気を抜いて保存を。
まとめ
いかがでしたか、今回はもやしの保存についてのはなしでした。
どんな料理にも相性がよく、栄養もたくさん。
しかも、安くておいしい、家計と食卓の人気者もやし。
冷蔵・冷凍それぞれをまとめると、以下のようになります。
●冷蔵
・メリット:シャキシャキの食感が保てる
・デメリット:あまり長持ちしない
・用途:炒め物やサラダなど、食感を楽しみたい料理
●冷凍
・メリット:ある程度長期保存ができる
・デメリット:冷蔵よりも食感が劣る
・用途:汁物や和え物など、食感が無くても気にならない料理
これまで、もやしを使い切れずに捨ててしまっていたという方は、ぜひ今回紹介した方法を試してみてください。
もったいないという罪悪感はもちろん、食費も一緒に減らせるかもしれませんよ。
ぜひ、今回紹介した保存方法を試してシャキシャキおいしいもやしを食べましょう。