顔が油っぽい、おデコと鼻の(Tゾーン)のテカリをなんとかしたいですか?
顔の脂がすごい女なんて言われたくないですよね。
「私って、顔の脂がすごいんです。すぐに脂っこくなって、特におデコや鼻筋のTゾーンがテカってしまって、それが気になって人と会うのもイヤなんです!」
そんな経験をしている人結構いますよね。
でも、顔汗の対策ではちょっと違う、顔のテカる脂は一体何でしょう?
ご存知の方は多いと思いますが、このテカリの原因は、分泌される皮脂が多すぎることが原因なわけですが、オイリー肌な体質だからしょうがないと思っていませんか?
今回のはなしは、皮脂の分泌を適量に落とすことで、顔のテカリを無くし爽やかなスッキリ顔になる方法についてまとめてみました。
目次
顔の脂 テカリの原因はなぜなのか?
顔の脂などテカリや化粧の崩れをもたらす主な原因として、皮脂と汗があげられます。
特に皮脂は読んだ字のとおり、ベタベタして脂って感じがイヤですよね。
でも、皮脂には大切な役割があるのです。
皮脂は、お肌の水分が蒸発しすぎて乾燥したり、雑菌が入り込むことを防いだり、健康な皮膚のためにはなくてはならない役割を果たしています。
顔、特におデコや鼻まわりのTゾーンがテカることが多いのは、それだけ大事なパーツで汗腺が密集しているからなんです。
皮脂の分泌量は性ホルモン(アンドロゲン)が大きく影響するので、思春期から成人(女性では20歳代、男性では20~40歳代)にかけて多く、その後は加齢とともに減少します。
女性の場合は月経後の黄体期にも増加します。
また、顔の中でも額から鼻にかけた部分(Tゾーン)は皮脂の分泌量が多く、化粧崩れの原因になります。
特に夏は、汗と皮脂のダブルパンチで、顔のテカリが起こりやすい季節なので、要注意です。
女性の悩み、脂っぽい顔の改善3つの方法
もちろん遺伝による個人差はありますが、実は簡単な3つの方法をおさえるだけで、テカるほどの皮脂分泌はどんな体質の人でも避けることができます。
顔の皮脂を落としすぎないこと
肌のテカりは、基本的には乾燥により皮脂量が多くなるため。
皮脂がテカテカして気になるからといって過剰に洗ったり、あぶらとり紙などを使って頻繁に取り除くと刺激になる上、逆に肌が乾燥して余計に皮脂が分泌されてしまいます。
皮脂は必要だから分泌しているのに、きれいさっぱり洗い落とされてしまったら、まだ潤いが足りないと思って、どんどん大量に皮脂を分泌する体質になっていきます。
皮脂を落とそうとして、何度も顔を洗ったり、ゴシゴシ強い力でこすることは逆効果です。洗顔料をしっかり泡立ってて、ゆっくりやさしく洗ってください。
洗顔は朝・夕の一日2回程度で十分です。
油を使った食べ物や脂っこいものを食べ過ぎないこと
食事としては、脂質の過剰摂取に気をつけてください。
脂っこいものを食べ過ぎれば当然、汗腺から皮脂として排出されることになりますので、脂分や油を使った揚げ物、スナック類が好物な人は控えるようにしましょう。
特に飽和脂肪酸を含むバターや牛脂、肉類は、毛穴の詰まりの原因となります。
また、血糖値を急激に上げる食品(高GI食品)である小麦粉、白米、加工されたパンや麺類、ケーキ、クッキーなどは、できるだけ摂らないようにしましょう。
血糖値が急激に上がると「インスリン」と呼ばれるホルモンが分泌され、インスリンが皮脂線を刺激して、皮脂の分泌を促進させます。
しっかり睡眠の時間をとり、精神的にストレスをためすぎないこと
睡眠をしっかりとって、規則正しい生活と日中もストレスがたまりすぎないような生活を心がけましょう。
不規則な生活は、男性ホルモンが活発になり皮脂が出やすくなります。そこで生活習慣を正せば、全体のホルモンバランスが改善されて皮脂分泌も正常に働きます。
また、身体にストレスがかかると、ストレスに対抗しようとして「コルチゾール」と呼ばれるホルモンが分泌されます。コルチゾールは皮膚に働きかけて、皮脂の分泌を促進します。
さらに、ストレスによって副腎から分泌される男性ホルモンも、皮脂の分泌を促進させる作用があります。
自分なりのストレス発散方法を見つけて、できるだけストレスのかからない生活を送りましょう。
知っておくべき皮脂が原因で起こる肌トラブル
皮脂の機能として、外界から異物が侵入するのを防ぎ、肌からの水分蒸散を抑制する役割があります。
なので皮脂の分泌が適量であれば、肌への悪影響はありません。
しかし皮脂の分泌が滞留すると、紫外線や空気にさらされ酸化して、肌に障害を与える可能性があります。
そして過剰に分泌されると、皮膚表面における皮脂と水分のバランスが崩れ、ニキビなどの肌トラブルが起こってしまいます。
それでは、以下に皮脂により起こるトラブルを上げてみます。
ニキビができやすい
通常、皮脂は毛穴から汗とともに排出されますが、ターンオーバーがうまくいかない場合、毛穴の角質が厚くなり、毛穴の出口が塞がれ、皮脂が詰まってしまいます。
毛穴に皮脂が溜まった状態を、ニキビ(白ニキビ・黒ニキビ)と言います。
また、毛穴にはアクネ菌という常在菌が存在し、皮脂を栄養として増殖します。
アクネ菌の増殖は、炎症したニキビ(赤ニキビ)として現れます。
テカり&ベタつき
脂性肌だと自覚するきっかけになるのが、肌のテカりやベタつき、女性ではお化粧崩れ、という方が多いのではないでしょうか。
特に思春期は、皮脂の分泌が過剰になりやすい時期。肌表面の問題だけではなく、ニキビとして毛穴に症状がでることもしばしばです。
ニキビはもちろん、テカりベタつきをケアしないまま引きずっていると、「赤ら顔」など他のトラブルへ発展することもあります。
毛穴の目立ち
脂性肌の方にも多い、毛穴開き、黒ずみも根深いトラブルのひとつです。
特に、鼻と鼻周りの毛穴のブツブツした黒ずみは、ファンデーションでもなかなか隠せず、かえって目立ってしまうこともあります。
そもそも皮脂の分泌が多いTゾーンは、皮脂や汚れやたまりやすい部分。特に鼻と鼻周りは毛穴の開きが目立つ部分です。
黒ずみの正体は、その毛穴に溜まった皮脂や汚れが酸化したものです。
悩み解消!皮脂バランスを整える日常習慣
スキンケア
メイクは毛穴を塞ぐので薄付きにし、帰宅後はすぐに落としましょう。
メイク落としはオイル、ジェル、クリームタイプのものを優しく肌になじませて、化粧をじゅうぶんに浮かしてから落とします。
洗顔料は、皮脂が多いからといって洗浄力の強いものを使うと、保湿成分や細胞間脂質など肌に必要なものまで除去して、落としすぎてしまいます。
よく泡立て、ゴシゴシ擦らず包むように洗い、肌に残らないよう十分にすすぎましょう。
洗顔後は保湿剤で水分と油分を補給します。
皮脂が気になるからといって保湿を怠ると、過剰な皮脂分泌につながり、結局オイリー肌になってしまいます。
スキンケア製品は、オイリー肌用や必要に応じてニキビ肌用の製品を使用しましょう。
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日常生活
皮脂の分泌に影響するものとして、食事・生活習慣・ストレスなどが挙げられます。
健康な肌を維持するためにバランスのよい食事、禁煙、適度な運動、十分な睡眠・休養、ストレス発散を心がけましょう。
以前、チョコレートやピーナッツなどを食べ過ぎるとニキビができるとよく言われていましたが、これらの食べ物とニキビとの間に明確な因果関係はないことが分かってきました。
でも、脂肪の主成分である中性脂肪TG(トリグリセリド)の増加を避けるために、動物性脂肪や糖質を摂りすぎないよう注意しましょう。
まとめ
いかがでしたか?今回は顔のテカリについてのはなしでした。
顔の皮脂は必要なものなんだけど、やっぱりオイリーな自分の顔を見たくないので、つい顔を洗いすぎてしまいますよね。
しかし、今回のはなしでお分かりになってもらったかと思うのですが、食生活を含め日常生活をきっちり過ごす事が必要だと分かりました。
顔のテカリも体調を整えることが基本だったのですね。