子供の頃は親に言われ、何となくやってた習い事でしたが、何をしてましたか?
またこんどは大人になり、趣味のつもりで習い事をはじめた方も多いのでは無いでしょうか?
しかし、結婚や職場の移動などで、習い事へ行く時間が無くなってしまい、やめざるえないなんてことも。
せっかく、楽しく続けていた習い事をやめるのはとても寂しく残念なことです。
そんな、習い事をやめるときって今までの付き合いもあり、辞めにくいですよね。
そして失礼のない、やめるときのマナーはどうしたら良いのでしょう?
やめる時の言い方やお礼の仕方もどうすればいいのでしょう?
今回はそんな習い事をやめる時のマナーについてのはなしです。
目次
習い事を辞める時のマナー
習い事を始める方がいれば、当然辞める方もいるわけです。
習い事をやめる時もマナーを守って良い印象を残し、いつまでも習い事を楽しい思い出にしましょう。
やめることが決まったら、早めに伝える
熱心に指導してくれた先生に、やめるの事を伝えるのは言いづらいですよね。
どんな理由であれ、習い事をやめることが決まったら、なるべく早く先生へ報告しましょう。
きちんとした理由や言い訳がみつからなくて、そのせいで連絡が遅くなるのは良くありません。
また、生徒の移動は先生の今後のスケジュールのたて方にも影響します。
それに、入会希望にキャンセル待ちしている方がいれば、その方への案内もスムーズになります。
とりあえず、やめることが決まったら、すぐに連絡してお互いにゆとりを持ちましょう。
それに、連絡が早いと今までのお礼を伝えると心構えが自分自身、気持ちの良い去り際を迎えられます。
教室に規約があれば、それに従う
全国にあるよな大きな教室の場合は、入会の案内書やパンフレットなどに退会手続きの時期や方法がチェックできると思います。
そこに教室の規約で退会の連絡はどれくらい前にするということが、定められていればその期限を守って連絡してください。
例えばそこに「退会の連絡は前月の1日まで」などとなっている場合は、1日に退会の連絡をすると翌月の退会、それが翌日の2日に連絡すると翌々月に退会なんてことになってしまいます。
習い事をやめることが決定したら、退会手続きについて規約をまず確認しましょう。
大規模な教室は、退会する日の1~2か月前を退会申請の期限とするところが多いようですのでこれに従うと良いですね。
習い事をやめる時はなんて言えば?
まずは、ここを訪れてくれた人はマナーを守って、きちんとやめたいと思っている方だと思います。
先生に感謝の気持ちがあるからこそ、色々と気にかけているのでしょうし、どう伝えて良いのか迷っているのかと思います。
ここでは、やめる時にどう伝えるべきかについてのまとめです。
やめる時の連絡は電話?メール?
最近ではやめるときの挨拶やお礼はメールでも良いのか?という議論がありますが、お世話になった方なので、可能な限り対面でするべきです。
対面が難しいと言う場合は電話で、電話がつながらない場合は最終手段としてメールで連絡と言うように考えると良いかと思います。
対面が叶わず、さきに電話・メールでやめる意思を伝えた場合でも、最終日までにはきちんと先生に会って、対面で挨拶できるようにしましょう。
そして、退会の際には今までの指導に対する感謝のお礼状を出すことで気持ちが伝わり、丁寧な印象を与えます。
「立つ鳥、跡を濁さず」ということわざ通り、最後にきちんとした丁寧な人だという好印象を残して、気持ちよく退会しましょうね。
手紙で伝える内容
習い事をやめるときにお礼の手紙で伝えたいことは、以下の4つです。
- あいさつと退会の旨を伝える言葉
- 今までの指導に対するお礼
- 教室で学んだことや思い出など
- 先生やスクールに対して今後の活躍を祈願する言葉
ということで、下記に簡単なお礼状の例文を書かせていただきます。
★お礼状例★
〇〇〇〇教室(〇〇〇〇塾)***様
いつもお世話になっております。
○年間という長い間お世話になりましたが、
この度、わたくしの個人的な事情により、退会させていただくこととなりました。
先生のおかげで、下手ながらも(ギターが弾ける)ようになりました。
はじめは(コードすら分からず、先生に何度も教えてもらいましたね。
それが、コンクールにも出させて頂いたことは、今でも忘れられません。)
本当に感謝しております。
これからも先生のご活躍を楽しみにしております。
ありがとうございました。
〇〇〇〇より
こんな感じで、難しく考えず簡単でいいです。
あと、お礼状にやめる理由は書かなくてもいいです。
退会を伝えるなら「個人的な事情で」「家の都合で」などとし、明確にしなくてもかまわないでしょう。
お礼状を渡すタイミングは、最終日の授業終わりに菓子折りと一緒に渡すのが、ベストでしょう。
習い事を辞める時にお礼の品はどんな物?
いよいよ習い事の最終日。
名残惜しい教室ともお別れです。
感謝の気持ちを何か形のあるもので伝えたい。
では、なにか送ったら良いのでしょうか?
どんな贈り物?
今までのお礼を兼ねて、菓子折り渡す方もいますよね。
本当にお世話になった先生には、 今までの感謝の気持ちとして、さっきのお礼状を添えて菓子折りを渡しましょう。
残るモノより、食べて無くなるモノの方が、お互いさっぱりしてて良いです。
教室にもよりますが、小さなアットホームなところでしたら、みんなで分けられる個包装されたモノが良いです。
先生個人だけに送る場合で、何にして良いのか迷ったら、先生の好きなもの苦手なものを聞いた方がいいですよね。
では、菓子折りはいくらぐらいのものにするのか?
これは大体2000円~3000円ぐらいのものが相場です。
これまでとは逆に、あまり先生(教室)にお世話にならなかったら、「今までありがとうございました」と挨拶だけで済ませる。ってことも有りです。
まとめ
お世話になった教室もやめるとなると、何かと寂しさと一緒にどうしてい良いのかわからなくなりますよね。
しかし、遅れること無く早めにその意思は伝えましょう。
先生への感謝の気持ちも忘れすに。
しかし万が一不満などがあっても、ネガティブな内容はお礼状には書かないのがマナーです。
退会の挨拶であるお礼の手紙は、読み手である先生が喜ぶ言葉を選び、感謝が伝わる好印象な手紙にしてくださいね。
気持ち良くお別れの挨拶を終えて、新しいスタートを迎えてください。
大人のマナーはやはり、気持ちの良い挨拶が大切です。
ただ、習い事によっては、お礼の菓子折りの受け取りを禁止しているので、注意してくださいね 。