カフェインで吐き気がしたときの治し方|中毒にならない一日の摂取量は?

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わたしは、コーヒーが大好きです!

仕事中の頭をスッキリさせたり、ドライブ中に眠気覚ましとして、コーヒーをよく飲んだりします。

みなさんもご存知のように、コーヒーのカフェインが頭をスッキリさせたり、眠気覚ましの効果があることは知ってましたよね。

しかし、適量を摂取していればいいのですが、慢性的に摂取するようになると依存症になってしまうことも。

怖いことに、重度となるとカフェインを摂取しないといられなくなります。

さらにエスカレートすると、一度に大量のカフェインを摂取しすぎて、吐き気が収まらず、急性カフェイン中毒になり救急搬送されることもあるようです。

ここ近年、日本中毒学会によると、急性カフェイン中毒で救急搬送された患者は101人、そして3名が死亡しています。

しかし、ここで先にコーヒーについて誤解を解いておきます。

コーヒーをたくさん飲んだところで、急性カフェイン中毒にはなりません。

急性カフェイン中毒になるには、

一般成人が、1時間以内にホットコーヒー(150ml/1杯)を9杯以上、

飲まなければなりません。

これを一気に飲むには、なかなかの量になるんじゃないでしょうか。

もし、コーヒーを1杯や2杯飲んだだけで吐き気がするのであれば中毒より、もともと腸内の調子が悪かったか、そのコーヒーがよっぽどマズイものだったんじゃないでしょうか。

さて、話しが逸れましたが、今回は正しくカフェインの怖さを知り、中毒にならない一日の摂取量を知り、カフェインとの付き合い方についてのはなしです。

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カフェインで吐き気がしたときの治し方

まずは、カフェインを摂り過ぎて吐き気がする場合は、温かい白湯(さゆ)を飲むようにしましょう。

体調のせいという事もあり得ますが、明らかにコーヒーやエナジードリンクを飲みすぎて「気持ちが悪い」と思うのであれば、軽い中毒症状と考えられます。

その場合は、白湯を飲むことで体内のカフェインは薄まります。

お湯の温度で体温が上がり、リラックス効果も得ることができます。

これで、少し落ち着いたら様子を見ましょう。

これはあくまでも、応急処置でカフェインの摂り過ぎによる『一時的な体調不良』を緩和するものです。

万が一、アレルギーや中毒といった症状に見舞われた場合、応急処置では改善されませんので、早急に医師の診察を受けてください。

それが、急性カフェイン中毒や慢性的なカフェイン中毒の場合の対象方は後述の「カフェイン依存中毒の離脱症状と治し方は?」をご確認ください。

カフェインを摂り過ぎで吐き気以外にどんな症状があるの?

食品からサプリに至るまで、幅広く利用されているカフェインですが、一度にカフェインをたくさん摂りすぎると、急性カフェイン中毒が起こることがあります。

その症状は、消化器官が刺激されて下痢や吐き気以外にも、めまい、興奮、不安、震え、不眠などが起こります。

コーヒーを飲んだからといって、直ぐにその症状が起こるとは考えられませんが、おもにカフェイン中毒と言われる症状を御覧ください。

身体症状
胃痛、胸痛、吐き気、嘔吐などの消化器症状、心拍数の増加(時に不整脈)、心筋収縮の促進、心室細動、血流増大、動悸、呼吸が速くなる、頻尿など、循環器の症状のほか、一時的な筋骨格の持久力増進、振戦、むずむず感を生じる。
重症化すると、足がつるなどの痙攣を起こし、歩行が困難になる。また、瞳孔拡大や顔が赤くなったり、頭痛を引き起こす。

精神症状
落ち着きがなくなる、緊張感、感覚過敏、多弁、不安、焦燥感、気分高揚、一時的な不眠症を生じる。
重症になると、精神錯乱、妄想、幻覚、幻聴、パニック発作、取り乱す、衝動性などが現れ、酷いと自殺行為に及ぶ場合まである。神経質な人やうつ病、不安障害、パニック障害などを患っている人は重症化しやすく、症状の悪化をきたしやすい。

カフェインを含む食品と一日の摂取量の目安は?

では、日常的に摂取してしまいそうな、カフェインを多く含む食品とはどういったものでしょう?

ここで、薬やサプリメントは日常生活で、意識的に飲むものですからリストから省きます。

カフェインの含有量が多い食品

カフェインの含有量が多い飲み物

  • 玉露 :120mg/100ml
  • コーヒー:60mg/100ml
  • 栄養ドリンク:50mg/100ml
  • エナジードリンク:32mg/100ml
  • ココア:30mg/100ml
  • 紅茶:30mg/100ml
  • 緑茶:20mg/100ml
  • ウーロン茶:20mg/100ml
  • コーラ:10mg/100ml

カフェインの含有量が多い食べ物

  • ブラックチョコレート:120mg/100g
  • ミルクチョコレート:30mg/100g
  • ブラックガム:10mg/枚
  • その他チョコやコーヒーなどが使われた食品

以上、主によく言われるカフェインの多い食品です。

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カフェインの一日分の摂取目安

まずは、欧州の機関と国内とのカフェインについての摂取基準についての見解を見てみましょう。

先に説明すれば、ここでの基準は1日あたりの摂取目安です。

ここからの説明は、これらを超える量のカフェインを摂取し続けると、依存型のカフェイン中毒になってしまう、というはなしです。

欧州食品安全機関

欧州食品安全機関(EFSA)は、成人が摂取しても体に影響がないとみられる1日当たりのカフェインの摂取量を設定しています。

  • 成人(体重70kg) … 5.7mg✕体重(kg) = 1日:400mg
  • 子供(体重30kg) … 3.0mg✕体重(kg) = 1日:90mg
  • 妊婦や授乳婦  …  1日:200mg

【参照引用:欧州食品安全機関(EFSA)】

厚生労働省

カフェインを過剰に摂取した場合には、中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気等の健康被害をもたらすことがあります。

このため、食品からのカフェインの摂取に関しては、国際機関などにおいて注意喚起等がなされています。

例えば、世界保健機関(WHO)は、2001年にカフェインの胎児への影響はまだ確定はしていないとしつつも、お茶、ココア、コーラタイプの飲料はほぼ同程度のカフェインを含んでおり、またコーヒーはその約2倍のカフェインを含んでいることから、妊婦に対し、コーヒーを1日3から4杯までにすることを呼びかけています。

また、英国食品基準庁(FSA)では、2008年に妊婦がカフェインを取り過ぎることにより、出生時が低体重となり、将来の健康リスクが高くなる可能性があるとして、妊娠した女性に対して、1日当たりのカフェイン摂取量を、WHOよりも厳しい200mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)に制限するよう求めています。

同様に、カナダ保健省(HC)においても、2010年に1日あたりのカフェイン摂取量として、健康な成人で400 mg(コーヒーをマグカップで約3杯)まで、カフェインの影響がより大きい妊婦や授乳中、あるいは妊娠を予定している女性は300mg(コーヒーをマグカップで約2杯)までとされています。

なお、カフェインを一生涯摂取し続けたとしても、健康に悪影響が生じないと推定される一日当たりの摂取許容量(ADI:Acceptable Daily Intake)については、個人差が大きいことなどから、日本においても、国際的にも設定されていません。

【引用:厚生労働省】

上記、共にカフェインの摂取量は成人が400mg、妊婦は200mgまたは300mgと言われています。

これを基準に、上記の『カフェインの含有量が多い食品』を見ながら、1日にどれくらい接収して良いのか目安にしてください。

例えば、
成人なら1日400mg、コーヒー1杯(150ml)当たりのカフェイン量をおよそ90mgとすると、4~5杯程度でカフェインの摂取目安量になります。

妊婦や授乳婦は200mgなので、コーヒーだけなら1日2杯程度を目安にするといいでしょう。

もう一つ、参考にしてほしいのが、2015年に「米国食事ガイドライン」作成諮問委員会が出した「コーヒー/カフェイン消費と健康の関連は?」という見解です。

そこには、「1日3~5杯、カフェイン量400mg相当のコーヒー摂取と、健康な成人の心血管疾患やがんなどの主要な慢性疾患、早死のリスク上昇が関連しないとの強く一貫したエビデンスがある」と報告されています

つまり、コーヒーを日常的に1日3~5杯飲むという習慣はカラダに悪い影響を及ぼさない、ということが科学的根拠を持つという認識が示されたといえます。

もちろんお好みにもよりますが、健康な成人なら、1日3~5杯であれば安心して飲んでいただける量だと思います。

ここまでの説明は、これらを超える量のカフェインを摂取し続けると、依存型のカフェイン中毒になってしまう、というはなしです。

ここからは、もっと怖い急性カフェイン中毒についてのはなしです。

急性中毒については一般成人の場合、1時間以内に6.5mg/kgの摂取で約半数が急性症状を発症、3時間以内に17mg/kgの摂取で全数が発症となっています。

体重60キロの成人のケースであれば1時間以内に390㎎で半数が、1020mgで全数が急性中毒になる計算です。

致死量は個人差が非常に大きく一概には言えないが、一般的には5000mg~10000mg(5g~10g)と言われています。

先ほどの基準(1杯200mL)とすると、コーヒーだと1時間以内に9杯でほぼ確実に急性中毒になり、40杯ほど飲むと致死量にかなり近づきますね。

かなりの量ですが、不可能な量ではないあたり依存形成くらいなら容易なことが伺えますね。

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カフェイン依存中毒の離脱症状と治し方は?

カフェインを摂取すると疲労感が薄らぐ仕組みは先の通りですが、頻繁にカフェインが体に入ってくると人体の方がカフェインに対応し始めて効きにくくなります。

こうなってくると常にカフェインを摂取していないと眠気や疲労感、集中できない状態が続くという状況になります。

カフェイン摂取をやめて出るこれらの症状を離脱症状と言います。

そしてカフェインを摂取することでこれらの症状が消える。

また欲しくなる。飲んでも効かない。量が増える。そしてより強烈な離脱症状に襲われる。

立派な依存症になってしまいます。

依存状態になり離脱症状を回避するために1回の摂取量が増えていくと、やがて中毒症状が起こる量に至ります。

次に治療ですが、これがなかなか厳しいものがあります。

依存状態からの脱却にはカフェインに慣れてしまった体が元に戻る必要がありますが、これは時間をかけて離脱症状に耐え続けるしかありません。

一般には一週間ほどで離脱症状が出なくなると言われています。

しかし、どんな原因や症状にももっとも効果的な方法とは、『あたたかい白湯を飲む事』です。

カフェインには利尿作用があるため「コーヒーを飲みすぎるとトイレが近くなる」なんて経験をされたかたもいるのではないでしょうか。

そのため、この利尿作用を効果的に使って尿からどんどんとカフェインを排出させましょう。

そして体調が悪いようなら横になってゆっくり休みながら、水を飲んで身体からカフェインを徐々に取り除きましょう。

また今後の対策としては、やはりカフェインを控えるようにする事!をまずは目標として、1日の摂取量(250mg)と一度の摂取量(200mg以下)を守って今後は美味しく適量を飲むように心がけましょう。

これは緩やかな、カフェイン中毒なのでまだ良いのですが、怖いのは急性カフェイン中毒です。

例えば、子供が誤って大量にカフェインを多く含まれるエナジードリンクをがぶ飲みしてしまったとします。

子供はカフェイン中毒の症状として、嘔吐や痙攣を起こすかもしれません。

このような、服用による急性カフェイン中毒の場合は、病院での治療によりカフェインを体内から取り除く以外にはありません。

危険と思われるようでしたら、直ぐに医師に相談してください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はカフェインの過剰摂取で起きる頭痛と吐き気の原因に関してご紹介してきました。

カフェインは摂取量によっては集中力UP、眠気覚まし、筋肉疲労に有効、脳卒中の危険を減らす、などなど健康に有効的であり身体にもメリットを与えてくれるのです。

しかし、大量に摂取してしまうと、『脳の血管に負担がかかってしまう』『カフェイン中毒になってしまう』『カフェイン依存症になってしまう』なんてことに。

こういった身体に悪影響を及ぼしてし、結果的につらい頭痛に繋がってしまうのです。

また吐き気に関しては、『ストレスにより吐き気が』『胃が弱ってしまい吐き気が』『コーヒーが苦手で吐き気が』このようなことも原因となっている可能性があります。

カフェイン摂取量も、なかなかきっちりとした基準も難しいようで、厚生労働省からは厳密な摂取許容量を定めていないようですね。

人のカフェインの耐性は、お酒の強い人、弱い人の違いと一緒ってことですよね。

これらのことから、私の結論はコーヒーやお茶で吐き気がしたりする症状がでたら、カフェインの摂取を控えてください。

でも、私なんか1日にコーヒーを5杯・6杯は飲んでも全然平気ですし、夜もぐっすり寝ちゃってますけどね。

これって、完全にカフェイン依存症になってますね(笑)

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