
あなたの職場にもいますか?
「近寄るな」「話しかけるな」的なオーラを出している社員…。
みんなで協力しなければならない案件なのに、近寄りがたいオーラを出す人物がグループ内にいると、どう対応したらよいのかわからずに困ってしまいますよね。
しかし、近寄りがたいからといって敬遠してしまうとチームワークも取れなくなり、仕事に支障が出る結果になりかねません。
私も長年仕事をしてきましたが、先輩社員には「近寄りがたいオーラ」を発している人は中にはいました。
でも、緊張しながらも、こちらからコミュニケーションを図ってみると、意外に気さくな性格の先輩っだたりしたこともありました。
結果、「近寄りがたいオーラ」を弱めることで、かなり仕事がしやすくなりました。
このように、近寄りがたいオーラを発している先輩社員の特長をふまえて、接し方を考えることであなたの職場環境もグッと改善出来るはずです。
そこで今回は、「近寄りがたいオーラ」を発している先輩社員への接し方についてアドバイスします。
目次
職場にひとりはいる「近寄りがたいオーラ」を発している社員・・・なぜ?
まず、「近寄りがたいオーラ」とは、どのような雰囲気を持った人のことを言うのでしょうか?
客観的な特長として、
- 口数が少なく、自分のことを話さない人
- 黙々と仕事をしている人
- あまり笑わない人
- 話しかけてもリアクションが薄い人
- などがあります。

確かに、職場にひとりでもこのようなひとがいると、緊張してしまいそうですね。
でも、客観的な特長だけでは近寄りがたいオーラは出ません。
それに加えて、性格的な特長もあり、
- 周りの目が気にならない、実はマイペース
- プライドが高い
- 努力家
- 信念が強い
- 簡単に人を信用しない などがあります。
このように、近寄りがたいオーラを発している人は、プライドが高く努力家であるために、地位の高い人が多い傾向にあります。
私は新入社員時代、全ての先輩社員がこのような「近寄りがたいオーラ」を発しているように見え、質問するのが怖くて仕方がなかったのを覚えています。
思い込みもあり「デキル人たち」という意識が強かったので、変な質問をしてバカにされるのも嫌だな、とか思っていました。
でも、勇気を出して話しかけると笑顔で丁寧に対応してくれることも多かったです。(たまに意地の悪い対応をする先輩もいましたが)
「近寄りがたいオーラ」は、その本人が意識的に発していることは少なく、
周りがそう感じているだけなのかもしれません。
近寄りがたいオーラを発している先輩社員へ質問をする時はどうする?
新入社員だった私が「近寄りがたいオーラ」を発している先輩社員と話すとき…。
もちろん、緊張しまくっていました。(汗)
でも、仕事を進めるうえで話しかけなければならない…。
だから、あらかじめ話しかける(質問する)内容をメモにまとめておくようにしていました。

一度緊張しすぎて、質問する内容が全て吹っ飛んで頭が真っ白になったことがあったので。(苦笑)
その先輩に、「噛みついたりしないよ~」と笑われましたが。
メモを見ながら質問すると落ち着いて話せるし、内容も的を得ているから相手にも変な印象を与えずに済みます。
こちらから話しかけておいて、緊張しすぎてモジモジしたりすると、「近寄りがたいオーラ」を発している人が優しい人ならいいのですが、性格の悪い人だったときは、あからさまに嫌な顔をされてしまいます。
基本的に、「近寄りがたいオーラ」を発している人は、仕事に対して努力家で無駄な時間を作りたくないと思っている人が多いので、話しかける時はそれなりの注意が必要なのです。
近寄りがたいオーラを発している先輩社員には馴れ馴れしくしたらNG?
近寄りがたいオーラを発している人は、自分のペースが乱されることを非常に嫌います。
集中して仕事がしたいときに話しかけられたり、馴れ馴れしくボディタッチされたり。
自分が絶対にやらない(出来ない)であろう行動を簡単にやられると、
理解に苦しみ、どのような対応をしたらよいのか分からないのです。
仕事とプライベートの切り替えがハッキリしている人が多いので、
仕事中は絶対に馴れ馴れしい態度はとらないほうがよいでしょう。
近寄りがたいオーラを発している人が「近寄りがたいこと」を気にしている場合は?
近寄りがたいオーラを発している人は自覚がないことも多く、些細なことをきっかけに、「もしかして、自分は近寄りがたいと思われているのでは?」と気にすることがあります。
しかし、本人から何も言ってこないうちは、あえて「近寄りがたいオーラ」を発していることについて触れる必要はありません。
「近寄りがたいオーラ」を発していることを気にしているのなら、きっと誰かに相談してくるからです。

もし、そのことをあなたに相談してきたら…。
決して、「近寄りがたいオーラ」を出していることに対して、
「笑えばいいよ」とか「自分から話しかけてみれば?」などと、上から目線でアドバイスしてはいけません。
本人はそれが出来ないから困っているのです。
例えば、
「いつも黙々と仕事を頑張っていて、その姿勢、見習いたいです。」
「いつも、適切なアドバイス、本当に助かっています。」
と、仕事に対する取り組み方や熱意を評価したり、尊敬していることを伝えると良いでしょう。
「近寄りがたいオーラ」を発している人は努力家が多いので、自分のことを認めてもらえると、そのオーラを弱めてくれることもあります。
あなたがそのオーラを弱めることが出来たら、先輩も徐々にみんなに打ち解けていけるようになるでしょう。
まとめ
「近寄りがたいオーラ」を発する人の特長として、
- 口数が少なく、自分のことを話さない人
- 黙々と仕事をしている人
- あまり笑わず、話しかけてもリアクションが薄い人
- 周りの目が気にならない、実はマイペース
- プライドが高い
- 努力家で信念が強い
- 簡単に人を信用しない ということをあげました。
しかし、本人にはそのような自覚が無いことも多く、周りから言われて気が付きショックを受けたなんてこともあるようです。
近寄りがたいからといって、関係を遠ざけたりすることは仕事上よくないことですね。

最初は簡単な質問を繰り返し、徐々に仕事に対する姿勢を認め、尊敬しているアピールをすることで、「近寄りがたいオーラ」を弱めてくれることがあるので、これまでに挙げた特長をふまえながら、接していけるといいと思います。
「近寄りがたいオーラ」を発する人と親しくなれれば、職場での苦手な人も減り、あなたの仕事も楽しくなるでしょう。