9月ともなれば、お彼岸ですよね。
お彼岸のお供えといえば
そう、あの美味しいおはぎですよね。
でも、美味しいからつい、おはぎを作り過ぎてしまったり、たくさんいただいたりして余ってしまうことありませんか?
でも、せっかく作ったおはぎが余ったからといって、捨てるのわけにはいけないので、我が家では冷凍しています。
じゃあ、冷凍したならどれくらい保存できるのか。
あわせて、おはぎの上手な解凍方法やどれぐら保存ができるのでしょうか。
そこで、今回はそんなおはぎのおしいし保存や解凍方法についてのはなしです。
目次
1.余ったおはぎは冷蔵?それとも冷凍できるの?
秋のお彼岸の時期って、まだ暑さが残っていることが多いですね。
なので、お彼岸にいただくおはぎも傷みが早くなってしまいます。
たとえば、買ってきたおはぎを常温で置いておくのなら、
直射日光の当たらない所で、タッパーなどの密閉容器に入れて置く
といった方法をとれば一日は持ちます。
そうはいっても、せっかく美味しいおはぎなんで、なるべくすぐに食べてしまったほうが安心ですね。
でも、今日は食べられないなんてことになると「冷蔵庫で保存もいいのではないか」となりますよね。
実は、
おはぎの保存に冷蔵庫はあまりオススメできません!
その理由は、冷蔵庫の中は乾燥しやすく、また米のでんぷんを劣化させ、固くさせてしまうんです。
例えば、お寿司は生モノだからって、冷蔵庫に入れて後で食べたら、シャリがパサパサになった経験がありません?
おはぎも同じことで、
0~3℃でお米がの劣化がすすみます。
なので、冷蔵庫に入れておくと風味も食感もどんどん落ちてしまうことになるんです。
ならば、冷凍保存はどうなのかと言うと
冷凍庫は一気に零下までおはぎを冷やすので、でんぷんの劣化が少なくなります。
そのため、食べたくなった時にはカチンカチンに、冷凍したおはぎを解凍して食べたほうが美味しくいただけるのです。
そういった、ことから冷凍をオススメします。
2.上手な冷凍保存のコツは?
先程は、おはぎは冷凍保存の方が美味しくいただけるとおはなししました。
でも、とにかく冷凍すれば良いって訳でもありません。
ここでは、美味しく頂くために冷凍保存のコツを紹介します。
まず、おはぎはお皿に並べたまま冷凍してしまうと、隣同士くっついてしまいます。
それを防ぐためには
おはぎをラップで一個ずつ、包みます。
そして、他の食品のにおいがつかないように
フリーザーバッグに入れて空気を抜いてから冷凍します。
このようにして冷凍保存したおはぎの
保存期間は約1か月ほどです。
でも、冷凍やけして風味や食感が落ちることもあるので、なるべく早めに食べてしまいましょう。
3.カチコチに凍らせたおはぎのおしいし解凍方法
冷凍したおはぎの解凍は自然解凍か電子レンジのどちらがいいのでしょうか?
自然解凍をするとなると、解凍に時間がかかりますよね。
その日に食べたいときのタイミングとしては、おはぎを朝に冷凍庫から冷蔵庫へ入れかえて、夜にでもおやつにとして食べられます。
一方、電子レンジは食べたい時にすぐ解凍できる手軽でいいのですが、温めムラができやすくもち米も解凍が足りず、カチカチな状態になりやすいです。
そういって今度は長めにレンジにかけると、あんこがドロドロに溶けてきてしまいます。
しかも、もち米のでんぷんが冷凍により固くなり、なんとも微妙な食感になってしまいます。
自然解凍は時間がかかり、電子レンジ解凍はカチカチのドロドロでは解凍方法としては微妙ですよね。
じゃあ、どうするのかと言うと、どちらかではなく「自然解凍」と「電子レンジ解凍」の両方を合わせてすれば、おいしいおはぎになりますよ。
冷凍庫から出したおはぎをまず自然解凍し、ラップをかけたまま電子レンジで、ほんのりあたたまる程度にチンしてください。
時間は、お使いのレンジによりますが500wで40秒~1分未満ぐらいで、目安としておはぎから少し湯気がでてくるぐらいです。
他にも、レンジで少し温める方法は、冷凍したおはぎだけでなく、冷蔵庫で保存していたおはぎにも使えます。
出来たては柔らかいおはぎも、時間がたつにつれどうしてもデンプンがかたまってきてしまい、かたくなります。
そういう時には軽く、レンジでチンしてみるとまた美味しくなります。
とこのように、自然解凍したあとにレンジで温めるとおいしくなるので、是非試してみてください。
4.おはぎはそれぞれの保存方法でどれだけ持つの?
おはぎをすぐには食べずに保存しておく場合どれくらいでしょう?
また、保存状態で何日くらいになるのでしょう?
常温保存:半日から1日程度
冷蔵庫保存:3日ぐらい
冷凍庫保存:1週間以上(長くても1ヶ月程度)
おはぎは常温で保存しておいても問題はないですが、タッパー等の容器に入れるか、ラップをかけるかして、外気が直接触れないようにし、直射日光が当たらない涼しい所に置いておきましょう。
お米やもち米に適した保存温度は大体20℃くらいですから、気温がそれくらいの時期でしたら、おはぎを1日くらい常温に置いておいても大丈夫。
でも、秋のお彼岸の時期は、まだ結構暑さが残っていますから、9月ごろだとしら、常温保存できるのは半日程度と考えたほうがいいでしょう。
すぐには食べない場合には、おはぎを冷蔵庫に入れておくか、冷凍するかということになりますが、これも保存期間にかわります。
おはぎを冷蔵庫で保存できる期間は、3日間ほどです。
それ以上、長い期間おはぎを保存しておきたいのなら冷凍してください。
おはぎを冷凍庫に入れておけば、最長で1ヶ月くらいの保存が目安になります。
短期間でも、おはぎの風味を保つためには冷凍保存した方がいいのですが、明日とか明後日とかにすぐ食べるのでしたら、凍った物をいちいち解凍するのも面倒ですし、冷蔵庫保存でいいと思います。
おはぎに使われているもち米は、冷蔵庫に入れておくと、かたくなって美味しくなくなってしまいますが、先程の説明どおりにレンジを使えば美味しさを復活させられますから大丈夫ですよ。
まとめ
今回のはなしは、おはぎの保存について書きました。
あんこだけでなく、きな粉やごま等、どんな味のおはぎも冷凍保存ができるんですよ。
ただし、手作りで特に素手で形作ったものはどうしても雑菌の繁殖が気になるところです。
なので、冷蔵庫なら早めに食べてください。
冷凍も同じことで、余分に食べれないと判断したら、早めに冷凍庫に入れましょう。
美味しいおはぎだからこそ、上手に保管しましょうね。