ペットロスで後悔しない為に、ペットが生きてるうちにできること

ここ最近、ペットロスで後追いする飼い主さんが増えてきて社会問題にもなっています。

確かに、私もいち飼い主として他人事ではありません。

ペットが亡くなった時の悲しみは、飼っている人しかわかりません。

その時に思うのは、もう会えない悲しみと同時にああすればよかった、もっとこうしてあげればよかったと後悔をしてしまいます。

でも今さら後悔しても、しかたがありません。

そこで今回はペットロスになっても後追いしないためにも、ペットが生きているうちにできる事をお話しします。

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目次

1.後悔しない為にペットが生きてるうちにできること

なんだか最近、ペットが年老いてきなと思ったり、聞いてた寿命に近づいてきたなと思ったりしたら、考えて欲しいことがあります。

それは、これまでのペットとの関わりに後悔していなか、ということです。

普段から、ペットは家族のように過ごしてきているので、居て当たり前になってしまう気持ちはわかります。

でも、だいたいのペットは人より寿命が短いので、見送る立場になってしまいます。

そこで、縁起でもないと思わないで、生きているうちに後悔しない為に何をすればいいのか、次にあげてみます。

(1)ペットと楽しい時間を過ごす

ペットが年老いて、少しずつ寿命の時間が近づいていると思ったときは、少しでも良いので、ペットにも思い出作りをしてあげてください。

例えば、犬であれば少し遠くの大きな公園で遊びに行ったり、ペットも泊まれるホテルに行く、一緒に旅行に行くなど、ワンちゃんとの思い出作りをしっかりとできると思います。

外に出れない家猫の場合、本当は外が大好きなのでなるべく外の空気が吸えるよにしてあげてください。

たとえば窓を網戸にしてあげたり、飛びださないようであれば、ベランダに出してあげると喜んでもらえます。

そういった、普段いえにしかいないペットが、飼い主さんと少し自由に遊べる時間を作ってあげてください。

(2)ペットとの生活に喜んでもらえることをする

今までになかったペットとの生活に変化を加えることで、ペットが喜んだり、愛情を感じたりしてくれます。

例えば、食事を少し豪華な手作りペットフードなどにしてあげたり、散歩を日に1回だったのを、2回から3回に増やしてあげるとか、新しい遊び道具を買ってあげるなど。

ほかに、ペットが甘えたいときに思いっきり甘やかさせてあげる。

ペットはいくつになっても、あなたの子供のように甘えたがりです。

なんでもいいので、何かペットが喜んでくれることこそ、それが飼い主にとっての喜びだったりするんです。

そうすれば、ペットが亡くなるときにあの時、「~してあげられて良かった」と思えるはずです。

(3)お別れの方法を決めておく

現実的なことで、ペットが亡くなる前に葬儀や火葬をどうしたいか、ということを決めておくことです。

ペットが亡くなってからの事を考えるなんてしたくない、という思いますよね。

でも、実際にペットが亡くなると動揺して、自分の思い通りの葬儀ができない場合があります。

霊園で見送るのか自宅で見送るのか?火葬に立ち会うかお任せするのか?遠くにいる家族はどうするのか?仕事は休めるのか?など、考えることは意外にあります。

そのためにも、事前にどこのペット葬儀業者で、どんなプランで行うかを決めておくことをお勧めしています。

(4)ペットの遺骨をどうしたいかを決めておく

ペットを火葬した後、ペットが残された遺骨をどの様に供養するのかということも、決めておくと良いです。

例えば、自宅に連れて帰りたい場合、手元供養が出来ますし、ペット専用の霊園や納骨堂に納骨することも出来ます。

またペットの遺骨の一部をペンダントの中に入れて形見にする、分骨するということも可能です。

最近では、人間並みに遺骨を海に散骨したり、木の下に植える樹木葬などもあります。

こういった、方法をいろいろ決められるので、先のお別れの仕方とあわせてペット霊園を調べておくと良いですね。

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2.ペットを苦しめる人間の3つの習慣

ここでは、ペットを飼ってて後悔しない為に、してはいけない「ペットを苦しめる人間の3つの習慣」についてはなします。

ペットを飼っていると、人間には何でもない事がペットに害があることがあります。

以下のはなしは、海外の動物解剖医による報告です。

(1)距離が近すぎるのも問題

飼い主と物理的な距離が近すぎるのは、ペットにとって実は迷惑なようです。

ペットを家族の一員、人間の代わりとして扱い、食べる時も寝るときも一緒という人も多いのでは?

実はこの習慣に注意をした方が良いです。

ここ数年、一人暮らしの飼い主が増加しているなか、ペットだけが自分の心を通わせる存在と思い、ペットに大きく感情移入する人も増えています。

常に衛生的であれば、一緒に寝るのは構いません。

しかし不衛生な状態だと、病気を移し合うこともあります。

一緒に寝たり、口移しで食べ物を与えたりすることで、犬や猫から回虫をもらったり、動物から人間にうつる感染症を患うこともありえます。

しかも、こうした感染症や寄生虫は人間から動物にうつることもあるのです。

寄り添う気持ちも大切ですが、近すぎには注意をしましょう。

(2)死を招くキス

海外の症例ですが、人間から動物への病気の感染の例として、不審な死を遂げたチンチラの例があります。

検死によりこのチンチラの死は、不可解な脳腫瘍であることがわかりました。

不審死を遂げたチンチラの脳腫瘍は、結局人間のヘルペスが感染したことが原因であることがわかりました。

そして感染源は、チンチラの飼い主、10歳の女の子だったのです。

結局、本人は無意識に可愛さ余ってのキスが、チンチラを死に追いやっていたようです。

(3)犬のホルモン異常

人間から予期せぬ災いをもらったペットとしては、抜け毛と睾丸の縮小を患ったオス犬の例もあります。

この犬は、去勢していないにも関わらず精力の衰えを見せ、次第に元気をなくしていったのです。

原因は、なんと飼い主の女性でした。

この女性は更年期障害に苦しんでおり、毎晩寝る前に女性ホルモンのクリームを塗っていました。

飼い主はいつも飼い犬と一緒に眠っていたので、飼い主の塗っていたクリームが犬にも付着して、そのクリームで中毒を起こしていたのです。

治療が開始されると、徐々に被毛が戻り睾丸の大きさも元に戻って行きました。

元気も取り戻し、メス犬に対する興味も復活したそうです。

といったように、ペットと共同生活をしていると思いもしない事があったりします。

万が一、自分が原因でペットに何かあったら後悔しきれません。

少しでも様子がおかしかったりすれば、獣医さんで直ぐ診断できるように、掛かりつけを決めておきましょう。

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3.ペットロス診断

これまで、ペットが亡くなる前に飼い主として何ができるのかを書いてきました。

しかし、いざ大切なペットが亡くなったら自分がどうなるのかを自分で知っておく必要があります。

ペットロスは、どのような人が重い症状にかかりやすいのでしょうか?

あなたのペットへの依存度は?

これも、ペットロスになる前準備として、知っておく必要があります。

このあとの診断テストで、あなたのペットロスの傾向を診断することができます。

やりかたは、こちらの診断テストで、質問の「はい」数を数えてください。

数え終わったら、続きの診断結果を参照してください。

ペットロス・リスク度 診断テスト

  1. ペットとの別れについての準備は特にしていない
  2. ペットは、何よりも大切なわが子である
  3. ペットを無二の伴りょとみなしている
  4. ここ数年の間に、親しい人やペットとの別れがつづいている
  5. 人と接するよりも、ペットといるほうがはるかに楽しい
  6. 悲しみなどのつらい感情に襲われそうになると、気持ちをグッと押し殺すところがある
  7. ペットのことで不安なことや気がかりな問題をかかえている
  8. シングルでひとり住まいである(または、それに近い状態にある)
  9. 友人は少なく、隣近所とのつき合いも少ない
  10. 家族・親族との交流は乏しい
  11. 仕事(家事)や趣味に生きがいを感じない
  12. 誰かに頼りたいが、頼れる人がいない
  13. ペットのこと以外に関心や興味はない
  14. 心身に障がいや持病がある
  15. 心療内科や精神神経科領域で病院やクリニックなどにかかったことがある
  16. 心配事があると、夜眠れなくなったり食欲が落ちたりする
  17. 時間的、経済的な面でペットの飼養管理が十分にできていない
  18. 本心を自由に話せる人はいない
  19. 日々暮らしていくうえで、心細さを感じている
  20. ペットの死については、考えないようにしている
  21. ペットロスについての知識を持ちたいとは思わない


診断判定

  • 0~3個
    あなたはペットを亡くしても、なんとか乗り越えれそうです。ペットロス体験は悲しいのが自然。でも、ほどなく立ち直れるでしょう。
  • 4~8個
    要注意です!ペットロスなん縁起でもないといって避けずに、最期の看取り方や葬儀の方法を考えておくなどして、今からお別れと向き合う心の初めましょう。
  • 9~13個
    このままでは危険です!ペットとほどよい距離を保つなおつき合い方再考してください。また、ペットロスについて正しい知識を積極的に持つよう心掛けてください。
  • 14~21個
    あなたのペットロス体験は、非常にリスクが高くなりそうです。今から信頼できる援助者やカウンセラーなどと連絡を取って、面接を始めることをお勧めします。

【引用:ペットロス協会より】

他にもペット依存度 診断テスト」もありますので、こちらの診断もお試しください。

いかかでしたでしょうか?

これを参考にして、自分が伴侶(ペット)の為に、どう対応していくのかを心の中でも良いので、決めておいてください。

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まとめ

今回のはなしは、ペットが生前中に飼い主として何ができるのか、そしてペット亡くなった時に自分が正常でしられるか。

そんな話をしたのは、私もペットロスになった経験があるからです。

実際、仕事に行ってもはかどらず、周りの人に迷惑を掛けてしまいました。

でも、立ち直れたのは後悔しないように一生懸命にめんどうをみることが出来たからだと思います。

どうか、まだあなたのペットちゃんが元気なうちに、いっぱい可愛がってあげてください。

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