人気のスキレットとフライパンの違いは?また簡単な手入れの仕方は?

いまだに人気が衰えないスキレット。皆さんは使ってみたいと思いませんか?

レスランではお皿代わりに使われて、あんなふうに家でも使えたらおしゃれですよね。

でも、世間ではスキレットって小さいフライパン程度にしか思われて無くて、使い方もイマイチわからないものですよね。

そもそも、フライパンとスキレット何が違うかもわかりませんよね。

今回はそんな、スキレット違いや使い方、手入れ方法、それにオススメ調理方法をご紹介します!

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目次

1.スキレットとフライパンの違いは?

まずはスキレットとは何を指していうのでしょう。

普通のフライパンに比べてずっしりと重量感がある鋳物でできたもののことを、日本ではスキレットと呼んでいます。

海外では英語で “skillet(スキリット)” と呼ばれますが「小さなフライパン」という意味でしかありません。

全体的に厚みがあるので、普段のフライパンよりも熱が均一に素材に伝わり、素材の味をじっくりと引き出すことができます。

馴染みのあるフライパンに比べると重く、テフロンコーティングなどは施されていません。

まさに鉄そのものなので重量があり、長持ちさせるために手入れが必要になるのが難点です。

しかし、まるまる鉄の固まりなので、そのままオーブンに入れたり、焚き火にいれたりと乱暴に扱うこともできます。

そのため蒸す、燻す、煮る、揚げるなど多様な料理に使うことがで、屋内外を問わず、家庭料理からアウトドアまでいろいろな調理ができることが1番の特徴になります。

それに、実際は小さいものだけでなく形や大きさも多様で、用途によって使い分けることが多いです。

おしゃれという理由だけでなく、保温力もあるので調理後はそのままお皿として使ってもいいですね。

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2.スキレットはIHコンロで使えるの?

スキレットは鉄製なのでIHコンロでも使えます。

だた、IHに対応しているとは言え、注意点がいくつかあります。

 (1)底面が12センチ以上

IHクッキングヒーターには仕様規格に『IH調理器に接する鍋底の直径は、12cm以上である事』と規定されています。

そのため12センチより小さいフライパンは使用出来ないので、小さなスキレットはサイズに注意する必要があります。

(2)高温に注意

また、スキレットは普段使うテフロンのフライパンよりも保温性があるので高温になりやすいです。

底面が高温になるとIHコンロの安全装置が働き、止まってしまうことがあります。

各メーカーのIHコンロの仕様はほぼ同じになりますので、ご自宅のIHの説明書をよく読んでからスキレットを選びましょう。

3.スキレットの手入れ簡単?

さまざまな料理に使える、使い勝手のいいスキレット。

せっかく購入したら、できるだけ長く使いたいものですよね。

スキレットは、テフロン加工されたフライパンなどとは違い鉄の固まり。

そうなれば、洗った後水分が付いたままでいると、サビの原因になることがあります。

それを防ぐために行うのが「シーズニング」と呼ばれるお手入れ方法があります。

【シーズニング方法】
スキレットを洗って水分を拭きとり軽く乾かします。
サラダオイルを全体に薄く延ばしてなじませます。
この油を塗ることで、表面をコーティングしてサビを防ぐことができます。
最初は手間に思えるかもしれませが、慣れてくると簡単に出来るようになります。
シーズニングを繰り返すことで、油の浸透も少しずつ良くなってきます。
スキレット自体に油馴染みが進めば、焦げ付きもしにくくなります。
注)洗うときは洗剤でなく、お湯で洗浄してください。折角馴染んだ油を落とさない為です。

もし、スキレットを長期間使わない場合には、新聞紙などに包んで、湿気の少ない場所で保管してください。
こうすることで、サビ付きの原因になる水分から、スキレットを守ってくれます。

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4.スキレット料理のおすすめ調理方法5選

(1)焼く

朝食の定番である目玉焼きやソーセージ、夕食にはハンバーグやステーキを付け合わせの野菜と一緒に焼いて、そのまま食卓へ。

料理が冷めにくいだけでなく、お洒落な一品に仕上がるのも優れています。

家族の人数分のスキレットがあれば、食卓がさらに盛り上がること間違いないですね。

(2)揚げる

.スキレットは深さと厚みがあるので、温度を一定に保ちます。

なので、油の温度を下げにくいので揚げ物をカラリと揚げるのにも向いてます。

子どもにも人気の高い「鶏のからあげ」も、スキレットを使えばカラリとジューシーに仕上がります。

(3)煮物

最近人気の高いスペイン料理「アヒージョ」などもスキレットで。

ゆっくり火が通るので、素材の味を引き出すのにも向いています。

アヒージョは、オリーブオイルで、にんにく、唐辛子、キノコや魚介類などの素材をゆっくりと火を通せば、簡単に出来上がります。

(4)オーブン料理

鋳鉄製なのでオーブンに入れることもできる。

ハンバーグなどは軽くコンロで焼いてからオーブンに入れると、ジューシーな仕上がりになります。

その他、パンやスイーツなどもスキレットで作ることもがきます。

(5)燻製

スキレットカバーをかぶせて密閉できれば、燻製を作ることもできます。

アルミホイルを敷いた上に好きな香りの木チップを入れて、網の上に食材を並べて火にかけるだけ。

燻製づくりが自宅で手軽に楽しめます。

また、アウトドアでやればみんなから尊敬されちゃうかも。

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5.おすすめのスキレット

サイズは、小さいものなら12㎝くらいから大きなものは30㎝ぐらいものまで様々あります。

お値段も格安なものだと、500円以下で購入できます。

もし、本格的なスキレットを購入したいと思ったら、アウトドア専用のブランドのLODGE(ロッジ)が個人的にはおすすめです。

お値段は高くなりますが、しっかりとした構造になっているので、手入れさえしっかりすれば長く使うことができます。

スキレットは通常蓋が付いていない状態で売られていますが、専用のスキレットカバー(蓋)も別途購入することができます。

蓋を使うと圧力をかけることができ、料理のバリエーションがさらに広がるので楽しさは倍増しますね。

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6.まとめ

今回は話題のスキレットのはなしでした。

オーブン料理だけでなく焼く・煮る・揚げるなどいろいろな料理に使うことができます。

見た目も可愛らしくて食卓も盛り上がりそうだし、アツアツの料理をほおばれるのも魅力のひとつですね。

アウトドアの調理器具と言うと「重たくて、手入れが面倒」というイメージを持つ方も多いが、スキレットのお手入れは意外にも簡単です。

ぜひスキレットを使って、いつもとは違う雰囲気の食卓を演出してみるのはいかがでしょうか。

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