英語を習う時に筆記体を習った派?習わなかった派?それとも筆記体って知らない派?

生活のはなし


いきなり質問ですけれど、あなたは筆記体を習いましたか?

「はい、習いました。懐かしいですね!」と言いているあなたは昭和生まれのひとですね。

逆に「いいえ、習っていません。そもそも筆記体ってなんですか?」と言っているあなたは平成生まれですね。

そう言う私は前者の習ってきた派です。

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■筆記体とは

それでは筆記体について知らない人の為に筆記体のことについて説明します。
筆記体とは日本語で別名(草書体)、英語で(cursive)と呼ばれる書きかたのことです。

それは単語の文字と文字をつなげて書きすばやく筆記する為に使われた文字スタイルです。

昔はよく、下手に書くとミミズが這ったような字だ言われたもんです。

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■なぜ筆記体を習っていたのか

戦後(昭和22年)日本では9年間の義務教育の後期3年間を新制中学校と設置し、選択科目として「外国語」(英語)が出来ました。

その時、文部省では指導の手引きとして「学習指導要領」には、筆記体の「習字」を第7学年(いわゆる中学1年生のことですね)に指導することとしました。

その後、さらに(昭和26年)に改訂された「学習指導要領」では、中学校第1学年の特殊目標として「活字体や筆記体で黒板や本から,語・句・文を書き写す能力」をあげられました。

そのことについて以下のように文部省から筆記体を習う意義についてこう述べられていました。

『楽に書けるという点からすれば,活字体から始めてその後で筆記体を学ぶようにするのが望ましいであろう。活字体はさらに本に出ている印刷された字体にずっと近いので,この点からもまた活字体から指導し始めるのが便利であろう。イギリスおよびアメリカでは通常活字体を用いるおとなもいるし,また,それは商社においても適当なものとして認められている。活字体を用いても書く速度は落ちないとされている。わが国の生徒が筆記体を学ぶことは,筆記体を書く能力があれば筆記体で書いたものを読む能力の助けとなるという事実によって,価値づけられるのである。— 1951年(昭和26年)改訂「学習指導要領・外国語科英語編(試案)」文部省』

なんだか、この文部省さんの言う内容からするとあまり筆記体を習う意味が微妙な感じがしますね。

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■筆記体は昭和の遺跡

結局、昭和の頃は必修だった筆記体は平成14年にゆとり教育のおかげで必修から外されることとなります。
(正確に言うと、平成元年生まれですと中学2年生が3年生に当たりますので、平成2年か3年生まれの人から筆記体を習わなくなったということですね。)

このときの中学校学習指導要領の修学では「アルファベットの活字体の大文字及び小文字」となり,筆記体の扱いは削除されました。

代わりに「文字指導に当たっては,生徒の学習負担に配慮し筆記体を指導することもできること」という一文が加わりました。

ようは「基本的にブロック体だけでよいが,先生の裁量で筆記体を教えてもよい」というスタンスになりました。

 

■アメリカでの筆記体の扱いは

じゃあ、気になるアメリカでは筆記体を使っているのでしょうか?
答えはNOです。

全米共通学力基準(コモン・コア)は、多くの州で幼稚園から高等学校までの標準カリキュラムとして、「手書きのブロック体」と「キーボードの使い方」は盛り込まれているが、筆記体については扱われていません。

結局、時代は識字としてブロック体の学習は必要とされるが、キーボードを扱うこのご時世には筆記体の意味が薄れつつあるようです。

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■結局、筆記体って

当然、アメリカさんが使っていないような文字を日本がいつまでも使って仕方がないと言うのが結論なんでしょう。

単語を続けてクシャクシャって書くと早く書けているような気がしてもそうでもないようですし、それよりもキーボード素早くパコパコ打ってたほうが役に立つってことなんでしょうね。

ただ、なんとなく筆記体ってカッコいいって思うってしまうのは私だけなのでしょうか?
おなじように日本の草書体をカッコいいと思ってしまう、ただのノスタルジックからくる感情的なものなんでしょう。

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