ブリキとトタンの違いは?用途に合わせて簡単に説明します

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先日、ブリキのおもちゃについて調べていたら、なぜかトタンがヒットしてきました。

トタンってあの屋根に使うやつだよね。あれってブリキなの?ってぐらいにブリキとトタンの違いや関係が分かっていませんでした。

正直、理科は苦手なほうなので、今までずっとトタンとは屋根の材料ぐらいにしか、思っていませんでした。

調べればブリキとトタンって似ているけれど全然違うものだったのですね。

そこで、今回はブリキとトタンの違いについて
用途とメリット、デメリットについて調べてみたはなしです。

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1.トタンとブリキとはメッキの事だった

ブリキとトタンの事を調べてみても、ぱっと見は分からないぐらい似ているものでした。

作り方は、どちらも鉄にメッキ加工をしたもので、違いはメッキ素材が違うだけでした。

 

ブリキ→錫(スズ)でメッキしたもの

トタン→亜鉛でメッキしたもの

見ての通り並べれば違いますが、別々に見てたら、きっと違いなんてわかりませんよね。

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2.トタンとブリキは使いみちが違っていた

両者の違いは用途によって、どのようにして鉄の腐食を防ぐか、という点にありました。

『ブリキ』

ブリキとは、鉄に錫(スズ)でメッキしたものでした。

錫(スズ)の腐食しにくい特徴から、鉄の表面をスズで覆うことで、単純にサビを防ぎます。

しかし、表面のスズが傷がつき中の鉄が露出すると、そこから一気に腐食がはじまります。

用途として一番有名なのが、缶詰にブリキが使われています。

スズは腐食しにくく、人体に影響が少なく、そして中身の変質を防ぎます。

また、缶の内側では傷がついてメッキがはがれることは考えにくい、という理由からなんです。

ただ、一度缶を開けると切り口では鉄の部分が露出することでサビが始まります。

毒性がないとはいえ、缶詰を空けたら別の容器に移して保存するようにしましょう。

『トタン』

トタンとは、鉄に亜鉛をメッキしたものですよね。

亜鉛は鉄よりも酸化しやすいため、鉄より先に亜鉛が酸化することで鉄の腐食を防ぎます。

その為、傷がついても鉄の露出にたいし、亜鉛が先にサビることによって、腐食が抑えられます。

用途として一番有名なのが、波板屋根にトタンが使われています。

屋外などの露出の多い場所に使われる理由として、トタンが傷がついても亜鉛の酸化が鉄の腐食を防ぐ、と言った理由から使われるようになりました。

なので、表面の亜鉛が腐食しても、中身の鉄が腐食しない限り屋根は無事でいます。

 

整理します。

ブリキが腐食しにくいスズで、表面をコーティングすることで中の鉄を錆びにくくするのは分かりますよね。

トタンは腐食しやすい亜鉛で、表面をコーティングすることで、なぜ中の鉄は大丈夫なんでしょう?

答えは「酸化被膜」が中身を守ってくれるからなのです。


【画像引用:進藤医師のブログ

上図のようの、表面の亜鉛が傷ついたとしても、中の鉄より先に酸化すると同時に膜を作り、中の鉄を守るといった訳です。

どうでしょう?これでお分かりになりましたか?

3.意外にもあったブリキ製品とトタン製品

昔は素材その物が少なかったので、ブリキやトタン製品の用途は多かったですが、いまは色々と代用される良い素材が出来てきました。

その為、ブリキやトタン製のものが身近に無くなりつつあります。

それでも今でも使われているものを探してみたら
少なくなったとは言え、あることはありました。

ブリキ製品…模型、缶詰、一斗缶、タライ、湯たんぽ など

トタン製品…屋根、収納BOX、バケツ、ちりとり、ジョーロ、工具箱など

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4.今後のブリキ製品とトタン製品

調べてはじめて知った、ブリキとトタンの違いですが、素材の特性を活かして色々な物に使われてきました。

しかし、今ではどんどん新しい素材が取って変わってしまうものが多いです。

缶詰ひとつとってもブリキ製のものは各メーカーもほとんど使われなくなってきました。

トタン屋根もそうです。どちらかというと樹脂製の波板屋根にほとんど変わってきました。

ブリキやトタンも徐々に流通が減るのも事実です。

まとめ

ブリキ トタン
メッキ 錫(スズ) Sn 亜鉛 Zn
価値 高い 安い
強度 キズが付けば、亜鉛の隙間から水が侵食して、中の鉄が錆びる キズが付いても、錫が膜をつくり中の鉄を錆ることから守る
用途 模型、缶詰、一斗缶、タライ、湯たんぽ など 屋根、収納BOX、バケツ、ちりとり、ジョーロ、工具箱など
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