ことわざ「胡坐を搔く【あぐらをかく】」の意味をやたら詳しく解説

チコちゃん風に

ねぇ〜ねぇ〜、この中で自分は勝ち組だって思って、威張っている大人ってだぁ〜れ?

じゃあ、「あぐらをかく」の「かく」 ってどういう意味なの?

え⁉︎(汗)…。

なんて、していると叱られちゃいますよね。

実はこの話しは最近、私が姪に叱られてしまったことなのです。

そこで、今回は悔しさまぎれ?に面倒くさいぐらい、この「あぐらをかく」の意味について調べてみたはなしです。

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胡坐(あぐら)をかく ことわざ・類語・漢字・英語・例文の意味を説明

【慣用句・ことわざ】 胡坐をかく

【読み方】 あぐらをかく

【英語】 sit with one’s legs crossed

【意味】 いい気になって努力、改善をしないさま。また、ずうずうしい態度とるたとえ。

【由来】 楽な座り方であぐらをかくことから。

【類語】 増長する ・ 付け上がる ・ 思い上がる ・ いい気になる ・ 図に乗る ・ 調子に乗る ・ 調子づく ・ 調子をこく ・ 驕る ・ 驕り高ぶる ・ 慢心する ・ 自惚れる ・ 高ぶる ・ 偉ぶる ・ 憚る ・ 世にはばかる ・ 分をわきまえない ・ つけ上がる ・ 胡坐をかく ・ テングになる ・ 傲慢になる ・ 思いあがる ・ 先輩風を吹かせる ・ ふんぞり返る ・ 自分を過信する ・ 自信過剰になる ・ 自己過信する ・ うぬぼれる ・ 畏れを知らない ・ 神をも畏れぬ ・ うぬぼれが強い ・ 大物ぶる ・ 大きな顔をする

〔あぐらをかくの例文〕

  1. 現状に胡坐をかいていては進歩は望めないけれどもいいのかい?
  2. 親の遺産にいつまでも胡坐をかいていると、いつか痛い目を見るぞ。
  3. 彼は、昔の業績の上に胡坐をかいていたから、努力してきた部下に追い越されてしまったんだ。
  4. 彼女は、女優として有名になったとたん、その地位に胡坐をかき、周りに気を使うことを忘れたのでだんだん起用されなくなってしまった。
  5. 才能に胡坐をかいていると、いつかは君が馬鹿にしている凡人に負ける日が来るよ。
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胡坐(あぐら)とは

  1. (胡坐)両ひざを左右に開き、両足を組んで座ること。こざ。「―を組む」
  2.  貴族の着座する、床の高い台。あごら。
  3.  材木を組んで高い所へ上れるようにつくった足場。
    「―を結ひあげて」〈竹取〉
  4.  一種の腰掛けで、脚を交差させて折り畳めるようにしたもの。
  5. 「―どもを召したり」〈源・胡蝶〉

両膝を左右に開き、体の前で両足首を組んで座る座り方。

胡坐をして座ることを『胡坐をかく』と言い、足組(あぐむ)とも言う。

字を見ての通り胡(こ)から伝わった座り方とされる。
※胡(こ)とは、古代中国の北方・西方民族に対する蔑称。

足の裏を見せることが失礼になるアラビアでの一般的な座り方である。

日本においても、かつては男性の一般的、正式な座り方であった。

胡座を安座と呼び、同一のものとする場合がある。

一方、熊倉功夫は胡座が足を組んで尻を付ける座り型であるのに対し、安座は体の前で足裏同士を合わせるか足先を組む座り型であり、胡座と安座は厳密には異なる座り方と述べている。

平安・鎌倉時代には宮廷につかえていた女官たちも胡坐をかいていた。

その後室町時代ごろから服装の変化から胡坐をかくと秘部があらわになる危険が生じたため、女性の間では正座(あるいは正座を崩した、女座り、あひる座り)が広まった

男性においても、江戸時代以降は正座が正式な場での座り方となった。

現在の日本では、男性の日常での座り方という印象が強いが、近年、好き好んで胡座で座る女性も多くなった。

正式な場では正座が正しい座り方とされ、正座から胡坐に座り方を変更する事を「足を崩す」と言う。

また『胡座をかく』という言葉は、呑気に構えて何の努力もしないことの喩えとしても用いられる。
『引用:ウィキペディア(Wikipedia)』より

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あぐらをかくの「かく」とは

『かく』というのは英語で言う『Do』にあたる動詞だとのこと。

『かく』=『Do』=『する』

『あぐらをかく』『いびきをかく』とは意味としては『あぐらをする』『いびきをする』という意味に当たります。

そして「かく」というのは漢字で表記すると『掻く』になります。

『胡坐を掻く』とは足組みを構えるという意味で使用される。

  1. 指先やつめ、またはそれに似たもので物の表面を強くこする。「かゆい所を―・く」
  2. 手やそれに似たものであたり一帯にある物を引き寄せたり押しのけたりする。「雪を―・く」「手で水を―・いて進む」
  3.  刃物を手前に引いて切り取る。「寝首を―・く」
  4.  刃物を押し当てて細かく削りとる。「氷を―・く」「かつおぶしを―・く」
  5.  箸 (はし) などですばやく混ぜ合わせて粘液状の物にする。「からしを―・く」
  6.  犂 (すき) などで田畑を耕す。「苗代を―・く」
  7.  あまり好ましくないものを表面にだす。
    ㋐恥などを身に受ける。「赤っ恥を―・く」
    ㋑涙や汗などをからだの外に出す。「寝汗を―・く」「べそを―・く」
    ㋒いびきを立てる。「高いびきを―・く」
  8. 「…する」をののしっていう語。「欲を―・くな」
  9. 琴などの弦をつめなどではじくようにする。掻き鳴らす。
    「ただ少し―・き出でたる、大殿 (おとど) のうちひびきみちていみじきを」〈宇津保・俊蔭〉
  10. 指先を物に食い込ませるようにしてつかまる。とりすがる。
    「梯 (はし) 立ての倉椅 (くらはし) 山を嶮 (さが) しみと岩―・きかねてわが手取らすも」〈記・下〉
  11.  髪をくしけずる。
    「目に髪のおほへるを―・きはやらで」〈枕・一五一〉
  12. 飯などを急いで食べる。かっこむ。
    「猫殿、ただ―・き給え」〈盛衰記・三三〉
  13. 手を振って合図する。
    「『あなかま』と、手―・くものから」〈源・夕顔〉
    [可能]かける

【類語】
掻きむしる(かきむしる) 引っ掻く(ひっかく)

【下接句】
汗をかく 頭を掻く 裏をかく 靴を隔てて痒(かゆ)きを掻く 垢離(こり)を掻く 裾(すそ)を掻く 寝首を掻く 恥を掻く 冷や汗をかく 吠(ほ)え面(づら)をかく 麻姑(まこ)痒(かゆ)きを掻く 眉根(まよね)掻く

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胡坐をかく性格と心理

考え方に柔軟性があるそうです。

またはリラックスした状態でもあります。

見たままで、床に座って脚を組んで座るのは、開放感を感じていることの表れです。

膝が横に広がっている体勢をとっているということは、新しいアイディアを受け入れやすい状態にあるということです。

そのような状態では、様々な考え方を受け入れることができる人です。

という事は、職場で飲みに行ったときは座敷に上がって、上司に頼みづらい事をお願いするといいかもしれないですね。

きっと、あっさりOKが出るかも知れませんよ。(笑)

まとめ

どうでしたか?

こうして調べてみてわかったのですが、どんなポーズかはイメージが出来ても言葉であらわす事ってとっても難しいです。

これを書きながら思い出したのは映画の『舟を編む』と言う作品でした。

この作品を知らない人に簡単に説明すれば、国語辞典づくりに人生を捧げた人のお話しです。

この作品の中にある印象的なシーンに「君は右をどう説明する?」と聞かれます。

あなただったら、どう答えますか?

答えは作品観て下さいね。

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