妻から「あなたのいびきがうるさくて寝れないの。これから別々で寝ましょ」と言われたあなた。
彼氏から「寝てる君は昼の素敵な君とは別人だね。とても想像ができなかったよ。いままでいい夢を見させてくれてありがとう」なんて言って振られたあなた。
いびきは二人の関係だけでなく、自分の体に大きな疾患煩わすものだって事をしってましたか。
そして今回は、そんな怖い いびきのはなしです。
目次
まずは簡単な対処法として、体勢をヨコにして寝てみる
てっとり早い方法として寝る姿勢を上向きから左肩を下に横向きに寝て見てください。
たった、それだけでいびきが収まったという人が多いです。
これは何故かと言うとまずはいびきのメカニズムを知り、そしてこの「横向きに寝ること」こと以外に以下に方法をご紹介していきます。
いびきの原因となるメカニズム
まずは原因を知ることから、いびきのメカニズムを説明します。
「イビキは『音』であり、音は振動するものがなければ発生しません。口内にある口蓋垂(こうがいすい=のどちんこ)とその周囲の粘膜が、空気に振動してイビキが起こるのです。肥満の方は脂肪により気道(空気の通り道)が狭くなります。そのため空気の流れが速くなり、口蓋垂が激しく振動し、イビキが発生しやすくなります」
だから、この口蓋垂がならない状態を作って上げることがとても大切です。
うるさいいびきの原因はまず肥満から
いびきの原因は実にさまざまあります。個人差もあれば、同じ人でもその日によって原因がかわる事があります。
いびきをよくかく人には、以下のような特徴があります。
- 肥満気味である
- 口呼吸の習慣がある
- 仰向けで寝ている
- 鼻炎の症状がある
- 疲れている、ストレスが溜まっている
- 寝る前にお酒を飲む
- 睡眠薬、精神安定剤を服用している
どうですか?自分に当てはまる原因はありましたか?
ひとつでもあれば要注意です。
まずはいびきを改善・解消するには、いびきの原因を取り除くことが基本となります。
「自分のいびきの原因」を突き止めることが、解消への第一歩なのです。
とくに肥満からくるいびきは内脂肪が溜まって気道が狭くなっていることが原因と考えられるので要注意です!
いびきによる日常生活への影響
さて、いびきの弊害は睡眠時の騒音だけではありません。
普段の生活にも深い影響があるのです。
- 家族など周囲の人の睡眠を妨げる原因に周囲の迷惑になることから、人間関係に影響することも考えられます。
- 疲労感が取れないいびきをかくと、眠りが浅く熟睡できないため、眠ったあとも疲労感が残りすっきりしないことが多くなります。
- 睡眠不足による能力の低下慢性的な睡眠不足によって昼間の脳の働きが鈍くなり、集中力や記憶力・判断力が低下します。
その結果、交通事故などを起こす危険性が高まることも。
いびきと病気の関係
いびきは生活の質を低下させるだけではなく、様々な病気にも関係しています。
- 睡眠時無呼吸症候群睡眠時の呼吸停止、昼間の強い眠気などの症状があり、しばしば激しいいびきを伴います。
- 高血圧や糖尿病いびきをかいているときは呼吸が不十分で酸素不足に陥っている状態です。その状態が長く続くと高血圧や糖尿病などの生活習慣病になりやすくなるとされています。
- 心臓疾患や脳疾患同様に、酸素不足が続くことで不整脈・心不全・心筋梗塞などの心臓疾患、脳卒中や脳梗塞などの脳疾患が引き起こされる危険性もあります。
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いびきの治し方
さて最後に本題のいびきを治すには、生活習慣をまず改めることからはじまめしょう。
自身のいびきの原因と照らし合わせ、生活習慣を見直しましょう。
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ダイエットをする
いちばん多いのは肥満の方のいびきです。
喉付近や口の中などに脂肪がつくと上気道が狭くなります。
肥満気味の場合はダイエットをしましょう。
ただし、急激なダイエットは逆に体調を崩し、疲労やストレスからいびきをかきやすくなることもあります。無理は禁物です。
- 鼻呼吸を行う寝ている間だけではなく、普段から鼻呼吸を行うように心がけて生活しましょう。案外、意識していなくても口呼吸する癖のひとは多いようです。
また、鼻炎など鼻の疾患がある場合、口呼吸になってしまうことが多いので、さきに治療をおすすめします。
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横向きで寝る
一番はじめに紹介したこの方法はいちばん簡単な方法です。
仰向けで寝ると、舌が喉の方に沈み上気道を狭くする原因になるため、横向きで寝る習慣をつけましょう。
習慣付けが難しい場合は、抱き枕を使うと横向きに眠りやすくなります。
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枕などの寝具を変える
高さが合っていない枕は首が曲がって上気道を狭くします。
同じように柔らかすぎる敷布団やマットレスも、体が深く沈み込むことで首が曲がり、上気道を狭くする原因になります。
自分に合った高さや硬さの寝具を選び、快く眠れる環境を整える工夫が大切です。
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眠る前の飲酒は控える
じつはアルコールを摂取すれば眠くなるようでも深い睡眠ににはなりません。
アルコールを摂取すると喉や口の中の筋肉がゆるみ、上気道が狭くなってしまいます。
だから、眠る前にはお酒を控えるようにしましょう。
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まとめ
いびきの症状が激しく、睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、耳鼻咽喉科や睡眠障害の専門医で診察を受けることをおすすめします。
場合によっては治療や手術が必要となることもあります。
早めに専門医に相談し、自分に合った解決・改善策を導き出して、自分や周りもいびきに悩まされることのない快適な生活リズムを取り戻しましょう。